IBMのWatson(ワトソン)について調べてみた(前編)

先日、ソフトバンクテレコムと提携し注目を集めている IBM のワトソンについて調べてみました。

みなさんがGoogleで検索をする時、調べたいキーワードを入れてボタンを押し、検索結果からお目当てのウェブサイトを選ぶという使い方をしていると思います。

今となっては説明するまでもない普通の光景ですが、Google検索にはいくつかの問題があります。

まず、検索するキーワード自体を知らないと検索結果にたどり着けない。そして、検索結果はウェブサイトにアクセスして見るまで、どれが希望のサイトかは分かりません。

ワトソンの場合はどうでしょう。

ワトソンでは人間が普段しゃべってる言葉で検索が行えます。そして、検索結果それぞれの信頼度がパーセンテージで出てくるので、アクセスする前にどの結果が正しいかを推測できます。

さらにワトソンが信頼度を高くした検索結果が間違えていた時は、それを指摘すると次から検索結果を補正して精度が上がります。

ここから「人と対話するコンピュータ」や「論理的に思考するコンピュータ」と呼ばれています。

長くなりましたので、中編に続きます。

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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