「このロボットがすごい!2015」を見てきました!

スクリーンショット 2015-09-07 10.22.35

9月5日(土)に開催された「このロボットがスゴイ!2015」を見てきました。

東京電機大学
会場は北千住にある東京電機大学 東京千住キャンパスです。僕が夜遊びをしていた頃は寂れていた出口に東京電機大学が新しいキャンパスを作り一気に変わった感じでした。下町の商店街の中に急にキャンパスが出現といった感じです。

ロボット学会ポスター
9月3日〜5日にかけて、同じく東京電機大学で「第33回 日本ロボット学会 学術講演会」が開催されていました。そのオープンフォーラム(一般来場者も無料聴講出来る学術発表)として開催されています。

企画概要としてましては
「このロボ」は新進気鋭の研究者たちがロボットとロボット研究のおもしろさを社会に向けて熱く語るためのイベントです。毎日のようにニュースなどで見かけるロボットは,いまどこまで研究が進んでいるの?数年後、数十年後にはどんなロボットの未来があるの?それってロボットなの?その研究は何がおもしろいの?といったロボットに関する疑問に答えを出しながら、皆さんの持っているロボットのイメージをひっくり返したいと思っています。いまはこんなロボット研究がされているのか!と。

日本ロボット学会はロボット研究者が多く所属し、ロボットを構成する要素技術、人間でいえば手足などの肉体、目や耳などの感覚、さらには脳の仕組みまでを創りだそうとしています。一方で、そこから派生した研究によって、自動車の自動運転やお掃除ロボットなどの賢い家電が誕生しています。ロボットは決して特別なものでなく、生活のすぐ身近にあるものなのです。「このロボットがスゴイ!2015」公式サイトより抜粋

元の「この◯◯」がスゴイは書籍などのランキングを付けるものだったので、てっきり何らかのランキングを付けるのかと思っていましたが、全く違うものでした。
「このロボットがスゴイ!2015」は硬軟取り混ぜたロボット開発者が登壇してプレゼンテーションするというもの。持ち時間は10分、その後5分の質問タイムが設けられています。

当日会場は100人以上入るセミナールームが満員。遅く到着したのですが、運良くアスラックの羽田さんのお隣が空いていたので座らせて頂きました。

一人目は
梶田 秀司さん
産業技術総合研究所 知能システム研究部門 主任研究員の梶田 秀司さん
「DARPA ロボティクスチャレンジ参戦記」
→参加したチームのロボットのベースが2002年に作られていたものだったことや、上位チームは予選からということで実戦経験が違うという点など、実際に参加された梶田さんだからお話できる生の話を聞くことがが出来ました。

二人目は
山口 和真さん
アクティブリンク株式会社 商材開発室 技師の山口 和真さん
「人の運動をアシストするパワーアシスト装置」
→これを見たら、一度奈良で試してみたいと思いました。また、不測の事態があった場合も人間が抗える程度のアシストということで、何となく安心したのと、その程度のアシストで楽になるのかということに感心しました。

三人目は
栗田 雄一さん
広島大学 大学院工学研究院 准教授 栗田 雄一さん
「人の運動と感覚を拡張するアンプラグド・パワード・スーツ」
→アンプラグドと言うと何かと思ったのですが、圧縮空気を使った空気圧人工筋を使ったもの。機械を使うのがロボットという思い込みがあったので、これもロボティクスに入るということ自体目から鱗でした。

四人目は
新山 龍馬さん
東京大学 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 講師 新山 龍馬さん
「やわらかいロボット〜ソフト・ロボティクス入門」
→前述の栗田さん同様、自分の中の「ロボット=固いもの」という認識だったのが変わりました。アメリカやヨーロッパはソフトロボティクスに積極的に取り組んでる事、まだ始まったばかりなので、第一人者にもなれるジャンルということです。

五人目は
髙橋 征資さん
バイバイワールド 代表、よしもとロボット研究所 チーフクリエイター 髙橋 征資さん
「ロボットで人々を笑顔に」
→Pepperのクリエイティブでお馴染みのよしもとロボット研究所の高橋さん。高橋さんのプレゼンより質問の「お笑いのノウハウをエンジニアリング蓄積して理論付けされて公開されていくか?」というのが出たことに、学会の会場なんだなぁということを認識しました。

六人目は
引間 奈緒子さん
naoko-robot 引間 奈緒子さん
「夢を叶えるホビーロボット」
→写真をみたらテディベアロボットの話かと思いきや、半分以上ロボットプロレス団体「できんのか!」の話になっていました。エクストリームではなくエンタメ系ロボットプロレスということで、一度見に行ってみたいです!!

七人目は
橋本 健二さん
早稲田大学高等研究所 助教 橋本 健二さん
「常人ロボットから超人ロボットへ」
→初めて二足歩行ロボットを開発した早稲田大学が次に目指している、「力強さ/素早さを兼ね備えた」超人ロボットにどう挑戦しているかを説明されました。腕が素早く動作が可能な「KOBIAN-RIV」を使ったアクション動画が笑いを誘いました。

八人目は
青木 俊介さん
ユカイ工学 代表 青木 俊介さん
「家族をつなぐコミュニケーションロボット『BOCCO』」
→ロボットスタートで「BOCCO」のレビューさせて頂きましたが、スマートホームを管理する中心にロボットということが楽しいのではという提案をされていました。

最後九人目は
多田隈 建二郎さん
東北大学大学院 情報科学研究科 応用情報科学専攻 准教授 多田隈 建二郎さん
「全方向駆動メカニズムをはじめとする,ロボット機構の創出過程 - 極めて泥臭い,,,が,心が躍るアイディア出しと具現化の実際 -」
→球状全方向車輪「Omni-Ball」をベースにした機構のアイデアノートなどを披露されていました。様々な麺において「ロボティクスは泥臭い」ということを強調されていましが、その先に技術の発展があるということがわかった気がします。

もの凄く駆け足で紹介しましたが、当日はニコニコ生放送、USTREAMで中継されてしました。ニコニコ生放送の有料会員でしたらタイムシフトでまだ視聴できますので、興味ある方は是非!(もしかしたらYouTubeでも公開するかも知れませんとのことでした。)

ロボットとテーマだけでも色々切り口があるんだなと思った3時間。でも、さすがにぶっ通しは疲れました…。
登壇者の皆さん、運営の皆さんもお疲れ様でした!!また機会がありましたら拝見させていただきます。

About the author / 

ぱっぺー☆あさひ
ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは営業を取り仕切っていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 ロボスタ.infoでは、「アプリレビュー」「〜してみた」などのレビュー系を中心に執筆。 所属はモテない族。近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。 アイデアソンで優勝出来たことを当分自慢します。

連載・コラム