【グロスぺ】×【ロボットパイオニアフォーラム】共同企画「ロボットやろうぜ!」に行ってきましたよ

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ロボットパイオニアフォーラムの幹事を務められている羽田卓生さんが勉強会の講師をされるということで行ってきました。

会場は渋谷のグローススペース。円山町の真ん中にある会場です。ホテル街にあるので、ちょっとドキドキしてしまったのはナイショです(笑)

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改めて羽田さんのプロフィールをご紹介しますと

アスラテック株式会社 事業開発部部長
1975年京都市生まれ。立命館大学経済学部卒。1998年にソフトバンク株式会社に新卒入社。同社出版事業部にて、モバイルサイトの運営、ケータイ電話専門誌の編集、モバイルECの立ち上げなどに従事する。
2004年に、テレビ東京系TV番組『TV チャンピオン』初代ケータイ王選手権で優勝する。2006年3月に、BBモバイルに異動。ボーダフォン買収に伴い、ボーダフォンへ異動。
ヤフーケータイの立ち上げや、各種サービス、プロダクトの開発に従事。モバイル通信の未来を考え抜いた結果、「ロボット」であることを確信し、2013 年 7 月、アスラテックの立ち上げを行う。同社は、ロボット制御 OS「V-Sido」に特化した事業モデル。現在は、同社事業開発部部長。

先ずは参加者の方々の自己紹介から始めました。
大手ベンダーの方からアプリ開発会社の方など色々な方がいらっしゃいました。

続いて主催の藤原さんからご挨拶。
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本日のこのイベントを企画した趣旨の説明と一緒に「量産ビジネスは儲からない。ラッキーヒットを打ってそこを深堀りしてコミュニティを作成するとなかなか崩せないから、ロボットもそう目指すべき。」というお話をされていました。

今回のテーマは「世界のロボットの現状」
内容としてはロボット入門編とのことでした。

1)ロボットってなんだ?
先ずはロボットという言葉の意味から。
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幾つか写真が表示され(コレ以外にもドローンやPepper、Googleの自動運転カー、AIなど)会場でロボットに当てはまるか聞きます。

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最近の国の定義は センサー 知能・制御 出力(>駆動)なので、その定義に当てはめるとAIまでロボットになっている。
ですので、先ず「あなたの言っているロボットは何か?」というところの摺り合わせから始めないと議論にならないというのが現状。

世の中にロボットが広がる時は、もう一段階分類されて新しい固有名詞が出来るのではないか?
例:刃物→「刀」、「ハサミ」、「包丁」
その分類されてくるフェーズがくれば、普及するのではないか?

続いてロボットの歴史を紐解きます。

2)ロボットの歴史
現在は第3次ロボットブームと言われている。
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第1次ロボットブーム→1970年頃(大阪万博の頃) 産業用ロボ、携帯電話の試作品
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2次→2000年頃(愛知万博の頃) 日本だけ(国内に閉じたもの)
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3次→2014年頃〜
携帯電話の進化を見ると、たった10数年で白黒液晶のガラケーからフルカラーのスマホになった。
つまりITの進化が起きた。
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アメリカ、中国、ヨーロッパでもムーブメントが起きている。
ITの進化と世界的流れが違う

そして、世界で働くロボットたちを動画で紹介されました。

3)世界で働くロボットたち
続いて、世界で働くロボットたちを紹介。

1:HAL(サイバーダイン)
ドイツから展開している。理由としてはドイツではHALを保険適用出来るようにしている。それに寄って最終消費者の金銭的ハードルを下げる。またロボットに関するISOの基準を自分で作った。

2:キバシステムズ
日本だと自走ロボットを自作して工場内を走っているがそれを倉庫に転用。
全てをロボット化するのは大変だが、人を共有させることでハードルが下がる。
人とロボットが協働する。人が排除できないところにロボットを使うというのが1つのテーマ

3:アトラス、ビッグドッグ
上2つと違い油圧で動くのでパワフル。

4:Pepper

5:ホスピー(Panasonic)
病院で検体や薬などを運ぶロボット。エアシューターの代わりにロボットを投入したほうが安いくなる。
エレベーターもWi-Fiを使い自動で呼べる

6:バクスター
重いものは持てないが、右から左に持っていく程度なら人を雇うより安い。
教示が簡単。教示モードで教えればそれをなぞるので簡単。

7:ダ・ヴィンチ
内視鏡下手術用ロボットの代表→得意分野が出始めている。
ロボットのほうが治りが早いということも出てきている。遠隔で手術出来る時代が来る。

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そしてもう1回クイズです。

正解は…全部あります!

1:人そっくりで受付ができるロボット
ココロが作っている受付ロボットの「アクトロイド」があります。
ジョイスティック1本で動かせる。

2:人形みたいな形でダンスを踊れるロボット
佐川電子作っているがドール型ロボットSE-01があります。

3:ショベルカーを運転できるロボット
富士建のDOKA ROBOはどんなショベルカーでも遠隔で操作することができます。普賢岳で実戦投入されています。

4:車からロボットへ変形できるロボット
Brave RoboticsJ-detite Quarterは1.3メートルの変形ロボットです。タカラトミーからトランスフォーマーの公認を受けています。

そして全部にV-Sido OSが載っています。

V-sido OSの説明
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ロボットはまだ分業出が来てない。OSの部分に特化して事業を進めていく。

クルマが自動運転出来るようになるまでどれくらいかかったか?それを考えるとロボットがAIで動く時代はまだ先。

V-Sidoと様々なものを混在も出来る。
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IoT機器との連携、Intel Edison/Raspberry Piなど。
制御はV-sido、上位レイヤーの開発だけ行えば良い。

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ブラウザからも動かせる様になり、Webが開発できればロボットが動かせる時代になってきている。例えヨーロッパから日本のロボットを操作しても遅延もない。

最後に、メインの参加者であるスマホアプリや、ブラウザ向け中心にビジネス、開発されている方にメッセージがありました。

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1:リアルに向かってビジネスしたほうが大きい
ディスプレイに世界は変えられない。ネットのロジックを用いてリアルに作用できた方がいい。(UVERなど)

2:ロボットは参入障壁が低い
ソシャゲを作る2-3億あったら相当なロボット作れる。

3:ロボットはIT機器の一つ
ロボットはモーターが付いているだけのIT機器だということを理解して欲しい。

本編が終わり、会場から質疑応答を受けました。

Q:ロボットは日本独自ガラパゴスなのか?
A:まだその領域ではない。日本でロボットをスタートするのは悪くない。
 
Q:競合する国?
A:アメリカ。軍事費を開発に使える。

Q:ROSがあるが、棲み分けは?
A:V-SidoはROSの一部になる。デバイスを繋ぐノードの定義しかしてない。

Q:将来人間を動かせるようになるか?
A:さすがにまだ動かせない。

→その後書けない様なコアな質問が沢山出て、渋谷の夜が更けていきました。

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ぱっぺー☆あさひ
ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは営業を取り仕切っていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 ロボスタ.infoでは、「アプリレビュー」「〜してみた」などのレビュー系を中心に執筆。 所属はモテない族。近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。 アイデアソンで優勝出来たことを当分自慢します。

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