【コンテスト前】「劇的pepperアプリプロトタイピングワークショップ」に行ってきたよ!【アイデアソン】

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Pepper App Challenge 2015 Winter」「Pepper Innovation Challenge 2015」というPepperに関する大きなアプリコンテストの締め切りが今月末に近づいている今日この頃、アトリエ秋葉原ではPepperのタッチ&トライのコマを増やしたり、普段お休みの時もオープンしたりと、大忙しな状況です。(ちなみに最終コマですとクローズが23時…)

いつもはアトリエ発信のイベントが多いのが、そうでは無くアトリエを利用している人たちのナレッジを上手く使ってApp Challengeに活かしてもらおうという趣旨のイベント第1弾が今回の「劇的pepperアプリプロトタイピングワークショップ」です。

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講師は先日アトリエ1周年のイベントの際に司会をされたウメムラさんが務めます。

会場は、アトリエがあるアーツ千代田3331なのですが、場所は地下です。何度か来ていますが、地下に降りるのは初めてでした。

Pepperのアプリを作るためのアイデアソンなのに、今回はPepperの電源は入れません。何故か??それは後ほど明らかになります。

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先ずはグループに別れます。今回は2グループです。

普通ならばアイスブレイク的に各々自己紹介をするですが、いきなり手を動かします。

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「1分間で最近困っていること、嫌なことを自己紹介代わりに絵で表現してください」
それを今日遅く起きた人順から自己紹介を含めて発表していきます。

一通り自己紹介が終わったら、次のミッションが降ってきました。

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「左隣の人の似顔絵を手元の付箋に書きましょう!」
自分じゃないのがポイントです!!

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席の後ろに用意されている紙に、書いた似顔絵を座っている座席のように貼っていきます。
なるほど、これでどの席が誰か掴めますね。

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「手伝って欲しいことを3つ付箋に書きましょう!」
もちろん、自己紹介の時に書いた困ったことを手伝って欲しいというのでも、違ってもOKです。

みんな結構早く書き上げていくのに、正直驚いています。

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困ったことが書き上がったら、先ほどの自分の似顔絵の下に貼っていきます。
これで、誰がどんなことに困っているか一目瞭然です。

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そして、グループ全員で「Pepperで解決できる」と思われる、困っていることを1つ選びます。
この際にPepperの機能は考えないで選び出します。

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1つ選んだら、隣にある人が解決策の書いてある紙の一番上に貼り付け、続いて顔の絵のところにこの解決索を書いた人の似顔絵を貼り付けます。

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似顔絵を貼りましたが、この解決策が欲しい人の架空の人格(ペルソナ)を作っていきます。
先ずは基本的なプロフィールです。「名前」や「性別」「出身地」「今住んでいるところ」などをみんなで決めます。
この段階だと、アイデアを出した人ではなく別の人(このチームなら24歳のマリカちゃん)の悩みを解消するという大きなテーマが決まってきました。

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このペルソナをもっと浮き上がらせる為に、ペルソナの行動を考えていきます。
「考える」→普段考えていること
「聞く」→普段よく聞いているものや事柄
「感じる」→どんな風に物事を感じているか
「行う」→どんな行動を取っているか
「言う」→どんな発言をよくするか
「見る」→どんなものを普段目にしているか

というものを埋めていきます。

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ちなみに、マリカちゃんはこんな人みたいです。

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ペルソナが完成したら、各チームでこのペルソナを他己紹介してみます。
そうすると、このペルソナがリアルに感じられてくるんですよね。不思議です。
このペルソナに対して、どんなアプリを作っていくというイメージも湧いてきます。

いよいよ、具体的に案出しです。
通常はブレイン・ストーミング(ブレスト)を行うのですが、どちらかと言うと日本人は苦手な人が多いので、考えていることを書いて表現するという「ブレインライティング」を行います。

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先ず、解決策をクリアするアイデアを3つ書きます。

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それを左の人に渡しつつ、回ってきたものに新しく別のアイデア3つを追加していきます。
他の人のアイデアを見たり、ペルソナを考えたりしてアイデアを絞り出していくのです…。

メンバー全員に行き渡ると、何と40以上のアイデアが出て来ます。

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出てきたアイデアを全部展開して、内容毎にグループ分けをしていきます。
コツは、あまりグループを絞り過ぎない方が良いと思います。
そして、各グループの代表的なアイデアを選出します!!

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その代表的なアイデアに評価をしていきます。
評価方法は
黄:実行が簡単 
赤:効果が絶大
緑:斬新/奇抜
という3種類のシールを3枚ずつもって、自分がそう思うアイデアの付箋に貼っていきます。
凄いと思うもアイデアには持ち点の中なら何点貼っても構いません。

ここで一番シールが多いものを採用!
というわけではありません。上位5つのアイデアを貼られたシールの数に応じたマトリクスの位置に貼っていきます。

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縦軸の左に行けば黄色の比率が高く、上にに行けば赤の効果が高いマトリクスです。
例えば、左上ですと「効果が高く、かつ簡単に実行させやすいもの」であり、逆に右下の場合は「効果が低くかつ実行するのは難しい」アイデアであることを示しています。

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実行するとこんな感じや

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こんな感じになりました。

マトリクスで表現することで、どのアプリを実現した方が良いか吟味することが視覚的に出来るということ。
もちろん、左上にあるようなアプリを作るのが良いのでしょうが、時間があったり技術力があったりすれば、逆に右上でもいけるということになりますね。同じような場所にあれば1つに統合したりということもOKです!

各グループ毎にテーマが決まって「プロトタイピング」になるわけですが、前述したようにPepperの電源は入れないのがこのアイデアソン。じゃぁ、どうするかと言うと「即興劇で実現」するのです。

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とはいえ、「即興劇をやる」と言ってもいきなりは難しいのでウメムラさんからアドバイスがありました。
確かに一言一句決めちゃうと大変ですし、実際のシーンを想定することで場を作りやすくなりますね。

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発表に向けて打ち合わせにも熱が入ります。

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Pepperの実機を使いつつ(電源は入っていませんが)仕上げていきます。

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1組目は、Pepperを使ったマッチングサービス。
寂しいマリカちゃんの為に、Pepperが彼氏を紹介してくれます。
あ、マリカちゃんが男性なのはご愛嬌(笑)

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発表に対して、質疑応答をしていきます。

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2組目は自分の話に興味のある海外の人を見つけてくれるサービスです。
Pepperが話したことを自動的に分析して、外国語に翻訳して話しを聞いてくれる相手を探してくれるとのこと。

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発表は笑いながら見ていても、実現性など鋭い質問が飛んできていました。

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最後は参加者みんなで写真撮影で終了です。
当日は約3時間でしたが、取材をしていてもあっという間に時間が過ぎていく感じでした。

以前、デベロッパーさんが登壇されたセミナーに取材に行った際も、「ロボットになって考える」ということを仰っていましたね。

視覚的に分かりやすく、かつ即興劇を取り入れることで頭の中だけで考えている時には気付かないような発見が出来たりと、もの凄く面白いアイデアソンでした。

参加者の皆さん、お疲れ様でした。
そして、講師のウメムラさんも本当にありがとうございました!!

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ぱっぺー☆あさひ
ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは営業を取り仕切っていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 ロボスタ.infoでは、「アプリレビュー」「〜してみた」などのレビュー系を中心に執筆。 所属はモテない族。近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。 アイデアソンで優勝出来たことを当分自慢します。

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