ディズニーとコンテンツ提携を進める中国のAI搭載ペットロボット「Domgy(ドムジー)」が可愛い

中国・北京のスタートアップ企業「ROOBO」が、新しいロボットを発表し、世界中で話題だ。その名は「Domgy(ドムジー)」。Domgyは、いわゆるペットロボットで、音声やタッチセンサーを活用したコミュニケーションができる他、ディスプレイによる操作が可能。

公式HPを覗くと、まだコンテンツが準備中ということで詳細な情報は知ることができない。しかし、展示会での様子が公開されている動画を見ていくことで、機能の一端を知ることができる。

Domgyの紹介は1分16秒前後から開始(YOUTUBE:ROOBO DOMGO and pudding robots

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画像:YOUTUBE「ROOBO DOMGO and pudding robots」より引用

Domgyのサイズは正式には発表されていないが、映像を見る限り30cm前後であることがうかがえる。上部には複数のボタンがついている。


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ディスプレイには、顔が表示されており、アニメーションが豊かな表情を作り出している。


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カメラモードでは、きちんと人の顔を認識していることがわかる。


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ベースがAndroidのため、Androidのアプリをインストールすることもできるようだ。


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顔の横をさすると喜ぶ。足にはタイヤがついており、これによりスムーズに動くことができる。最高速度は時速5km程度。

米・Techcrunchが報じたところによれば、Domgyは5Kのカメラを搭載し一人一人の顔を認識することで、新しい人を見つけた時に家族にアラートを流してくれるガードマンになるそうだ。また、電池が切れた時には、自ら充電ベースに戻って充電を開始してくれる。一回の充電で動く時間は、約4時間〜6時間。価格は未定だが、平均的な収入の世帯でも容易に買うことができる値段にしたいとROOBOは語っている。ROOBOは、シアトルにも拠点を置くなど、世界300名の従業員を抱えている。資本の出どころなどは明かされていない。

Domgyは、2016年末頃から、中国国内のクラウドファンディングやIndiegogoを通じて事前予約を進めていく予定だ。同社は、ディズニーとのコンテンツ提携を進めていることを明かしている。


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動画内の資料にはDOMGOという名前で印刷されているが、HP上ではDomgyという表記。各国のメディアではDomgyという名で報じられている。

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ロボスタ編集部

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