CYBERDYNE株式会社が2016年8月下旬より世界初のロボット治療機器「HAL医療用下肢タイプ」のレンタル販売を開始するとのこと。
HAL医療用は歩行機能の改善効果が示された新医療機器として以下の取り組みを行ってきました。
・2015年11月25日
厚生労働省より製造販売承認取得
・2016年4月25日
ロボット治療として世界初の公的医療保険の償還価格決定
・2016年6月23日
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)に使用成績調査に関する計画書提出
そして、今回ついに一般レンタル販売の開始までこぎつけたそうです。
現在の対象疾患は以下の緩徐進行性の神経・筋難病疾患患者となっています。
・脊髄性筋萎縮症(SMA)
・球脊髄性筋萎縮症(SBMA)
・筋萎縮性側索硬化症(ALS)
・シャルコー・マリー・トゥース病(CMT)
・遠位型ミオパチー
・封入体筋炎(IBM)
・先天性ミオパチー
・筋ジストロフィー
今後、さらに適用拡大を進め、医療イノベーションと健康長寿社会の確立に向けた取り組みを進めていくとのこと。続報あり次第お伝えしていきます。