【世界最大規模】全国31店舗のイオンモールでPepper100台が接客対応を開始 ~イオンモールが開発した独自の接客アプリとは~

イオンモールとソフトバンクは、全国31店舗のイオンモールに合計100台のPepperを導入し、コンシェルジュとして本格的に活用を開始したことを発表した。

今回の導入は、ショッピングモールへのPepper導入事例としては世界最大規模の事例となる。

イオンモールは下記のPepper用接客アプリを独自に開発して導入した。


イオンモール ショップ案内
各モールのホームページと連携し、最新のショップ情報を提供。
日本語と英語に対応(一部のモールのみ)。

あっちこっち施設案内
Pepperがモール内の施設を、ジェスチャーを使いながら案内。

バス案内(イオンモール幕張新都心のみ)
車掌になりきったPepperがイオンモールから発車するバスの時刻表やバス停の案内をする。
日本語と英語に対応。

イオンモールスロット
Pepperの胸のディスプレー上に表示されるスロットで当たりが出ると、イオンモールに関するトリビアをPepperが教えてくれる。

おしらせ
Pepperがキャンペーンやセールなどの情報を提供。なお、日本語と英語に対応。

時報
Pepperが時報で来店客に時間を教えてくれる。

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イオンモールでは、2015年12月よりPepperの法人モデル「Pepper for Biz」を10台、イオンモール幕張新都心に試験導入し、Pepperを活用した新しい接客サービスなどを検証してきた。今回新たに全国規模で30店舗に90台を追加導入し、合計100台のPepperをコンシェルジュとして活用することになった。

イオンモール幕張新都心に先行試験導入していたPepperでは、「Pepper for Biz」の標準アプリケーションを活用していたが、今回導入したPepperはイオンモールが開発した独自の接客アプリケーションを搭載している。



導入したイオンモールの店舗は下記のとおり。

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ロボスタ編集部

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