品テク meetup「人と街とテクノロジー」に行ってきました その1:角川アスキー総合研究所 遠藤諭さん

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9月28日、品川シーズンテラスで開催された「品テク meetup Vol.02 – 人と街とテクノロジー」に行ってきました。


イベントページの紹介はこちら。



品川駅港南口でテクノロジーと未来をテーマに、お酒を飲んで食事をしながら、気になる話題を聞いたり話したり体験もできる交流会です。品テクマルシェ2016において開催された「Fun fan meetup!」のスピンオフ企画として開催します!


お仕事帰りにぴったりの時間ですので、美味しい食事とともにお酒を飲みながら、テクノロジートークを楽しみましょう。


今回のテーマは「ロボット」です!


会場の品川シーズンテラスは、綺麗で立派な会場。




イベントの司会進行は、T.M.C.N 伊藤武仙さんです。



関連サイト
Tokyo MotionControl Network


会場には鹿屋アスリート食堂による食事が用意されてました。栄養学に基づいた街の健康食堂で、会場である品川ガーデンテラスに入っているそうです。



今日のお題は「人と街とロボット」。



タイムスケジュールはこちらです。





テーマトーク:人間機械論2016 (遠藤 諭さん)


角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員の遠藤さんから、「人間機械論2016 – あまり役に立たないロボットのための読書案内」についてお話を頂きます。



角川アスキー総合研究所 取締役主席研究員 遠藤諭さん


昔にAIBOの本を編集したことのある遠藤さん。ご自身でも未だ新品未開封品のAIBOを所持されています。



これが新品未開封のAIBO!


今日はこちらのアーム型ロボットを会場にお持ち頂きました。機構を見てみると、グッとくる構造です。




今日は遠藤さんによる、ロボットに興味のある人におすすめの書籍を紹介して頂きます。


まず、こちらの逆さになったのは何の絵かみなさんご存知ですかね?



これを元の位置に戻してみると、実はこういう表情をしていました。



人間は脳みその中にあるもので補完してモノを見ているのでこういうことが起こるそうです。ここで『メカ屋のための脳科学入門』をおすすめします。この本には、脳がきわめて機械制御系的である証拠の「コサインチューニング」の話や、遠藤さんが大好きな「幽体離脱装置」の作り方も出てきます。ロボットには、なくてはならない話のようです。



次のおすすめは『エンジニアの昆虫学』。


中では、オスの蝶はどうやってメスを見つけるのか?てんとう虫はなぜ鳥に食べられないのか?トンボはなぜすばやいのか?などについて書かれています。昆虫や鳥はモノ凄く簡単なアルゴリズムで「敵」か「食えるか?」を判断できているように、結論として「ディープラーニングは今のところいらない?」と感じたそうです。



心はすべて数学である』は、ロボットで心まで迫りたい人におすすめです。不可能問題に心のヒミツがあるとか。



稲見昌彦先生の『スーパーヒューマン誕生!』と『生まれながらのサイボーグ』(写真は原著ですが翻訳もあり)の紹介。赤外線センサーをヒゲの神経につないだら赤外線が見えるネズミになった話も紹介していました。



人間機械論』では人間社会というものが、それがもつメッセージと通信機関の研究を通じてはじめて理解できるものであること。


さらにこれらのメッセージや通信機関が発達するにつれて、人から機械へ、機械から人へ、また機械と機械との間のメッセージがますます大きな役割を演ずることが示されています。



現在遠藤さんが担当されているASCII.jpでの「プログラミング+」では、RoBoHoNのデザインをされたロボットクリエイターの高橋智隆氏へのインタビューを編集中とのこと(この段階では編集中でしたがすでに公開されていますね「仕掛けがないアイデアというのは無に等しい」)



ほかにも、AIBOが自律型エージェントをめざしていて、はじめは「死」まで想定しようとしていた話などがありました。



以上です。


その2に続きます。

About the author / 

北構 武憲

本業はサービスロボットに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。サービスロボットがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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