「STAR WARS mobile」レポート(その2) スター・ウォーズ・スマホはXウイングのコクピットを再現、ベイダー卿が喋るサウンドギミックも徹底チェック

12月2日にソフトバンクから発売されたスマートフォン「STAR WARS mobile」。シャープのAQUOSをベースに、スター・ウォーズ・ファンを唸らせるこだわりが随所に盛り込まれているというウワサ。早速、前回「【読者プレゼントつき】「STAR WARS mobile」レポート(その1) ローグ・ワンも封印したスター・ウォーズ・スマホのパッケージ開封の儀」ではパッケージや同梱品のフィギュアをチェックしましたが、今回は端末に目を向けて STAR WARS mobile のこだわり度を細かく探っていきます。

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ソフトバンクとディズニーのコラボ

このスマートフォンのコンセプトは「スター・ウォーズ・サーガ(エピソード1〜7)までの世界観を表現するもの」となっています。
このモデルが実現した経緯は、携帯電話端末の時代からのソフトバンクとディズニーのリレーションシップが素になっていると言います。今年の12月に「ローグ・ワン」の公開を控えて、ディズニー(スターウォーズ)とソフトバンクで何か協業できないかというところからスタートし、日本でしか発売されないソフトバンクの「スターウォーズ モバイル」製品化が実現しました。

スター・ウォーズを語るにはライトサイドとダークサイドの両面が不可欠であり、それをスマートフォンで表現するにはどうすればよいだろうかと考えた末にこの2カラーの端末に凝縮されることになりました。

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STAR WARS mobileの2モデル。左は帝国軍のブラックとレッドが印象的なダークサイド エディション。右はジェダイや反乱軍をイメージしたホワイトとブルーをまとったライトサイド エディション。公式サイトではマウスや指でグリグリしてカラーの変化を試して見ることができます。



スマートフォン本体の背面は傾けるとカラーが変わる半鏡面仕上げ

「このスマホを持つことで、日常でいつでもスター・ウォーズを感じていて欲しい」という想いから、端末はもちろん、アイコンや操作音なども凝ったものになっています。

まずはなんといっても端末の背面。反響面仕上げでピカピカ。指紋や油脂が目立ってしまうのが難点ですがとても綺麗な仕上がりです。さらになんといっても外観カラーが特徴的。サングラスの製造で用いられる多層膜蒸着処理という技術を使っていて、傾きによって見えるカラーが変わります。
ライトサイド版は正面から見ると白、傾けると青を帯びます。お馴染みのルークも、エピソード7で登場したレイも、どちらも光を意味する名前。それにぴったりな光と希望を感じさせる白と青です。
一方、ダークサイド版は正面からは黒、傾けると赤を帯びます。ダークを象徴するカラーとも言えますが、渋さが際立つ色合いになっています。

カラーの変化はソフトバンクの「STAR WARS mobile」公式ホームページでも擬似的にグリグリ動かして体験することができる。



Xウィングからの景色を動的に再現

ホーム画面でまず目に飛び込んでくるのは壁紙です。
ライトサイドはルーク・スカイウォーカーが戦闘機「X ウィング」に乗り込んだコクピットから見る光景を意識してデザインされています。
「こ、こいつ、動くぞ!!」
そうです、しかも端末を左右に動かすと、まるでVR画面のようにコクピットから見る視界の景色も連動して変わります(最大180度)。

ダークサイドはダースベイダー卿が帝国軍の戦闘機「タイファイター(タイアドバンスト)」に乗り込んだコクピットの光景をイメージしています。しかも、ルークやベイダー卿が映画の劇中で実際に見た光景だけを選んで、6パターンずつが用意されています。
そして更に言えば、これは映画の劇中で使われていたシーンのフィルムから起こした本物中の本物を採用。多少、壁紙の景色の画像が粗く見えるのですが、その理由はスター・ウォーズ第一作を含めて制作当時の絵そのものだから。あえてデジタル高精細に処理したりせず、本物志向でこだわっています。

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タイファイターのコクピットはピラーがあってちょっと視界が悪い(笑)。画像が粗いのは、劇中で使われた本物の景色を使用しているため。こだわりの結果だ

X ウィングやタイファイターのコックピットの絵は今回、書き起こしているが、そのデザインはディズニーを通じてルーカスフィルム社の監修の元、残されている設定資料等から忠実に再現していると言います。

また、端末の背面だけでなく、画面のアチコチに反乱軍(ライト)と帝国軍(ダーク)のシンボルマーク(ロゴマーク)があしらわれています。
待ち受け状態にブラックアウトする時にもシンボルマークが「抜き」で表示されて気持ちが高ぶるという、これでもかの趣向。



カメラ機能のサウンドはなんの音?

ダークサイド版ではカメラの撮影時の操作音にはベイダー卿の声が採用されています。
一方、ライトサイド版のカメラの撮影時の操作音には「ポポッ」といった感じの、聞き慣れないサウンドが採用されています。これが実は隠しネタ、スター・ウォーズの劇中で実際に使われていたものですが、なんの音か解りますか? (解ったらかなりのマニアかもしれません)

ライトサイド版とダークサイド版で、基本的には壁紙や着信音など、どちらでも使用できるようにコンテンツは共用となっています。例えば、ダークサイド版の着信音のデフォルトは「帝国のマーチ」(ダース・ベイダーのテーマ)になっていますが、ライトサイド版でもちゃんと帝国のマーチを選択することができます。

ただし、このカメラ操作時のサウンドなど一部のコンテンツに限っては、ライトサイド版かダークサイド版か、どちらかのみに搭載されるものもあります。



画面ロック解除のサウンドギミック

画面ロック解除の方法はパスワードや指紋認証など、さまざまな方式が用意されていますが、解除操作に伴うサウンドにもギミックが仕込まれています。まずはダークサイド版、続いてライトサイド版のサウンドを聞いてみましょう。



次回も引き続き、スター・ウォーズ・ファンを唸らせる、様々なギミックを探索して行きたいと思います。お楽しみに。




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