「SynApps(シナップス)」がKDDIウェブコミュニケーションズのクラウド電話API「Twilio」と連携開始

日本国内でも有数のロボットアプリ開発・導入実績をもつ株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田庸介、以下 ヘッドウォータース)は、自社開発のクラウドロボティクスサービス「SynApps(シナップス)」において、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:山崎雅人)が提供するクラウド電話API「Twilio(トゥイリオ)」との連携を開始した。

今回、クラウドロボティクスサービス「SynApps」がクラウド電話API「Twilio」と連携することにより、コミュニケーションロボットが行う受付場面での電話呼び出しの他、ロボットの故障、エラーの通知をIP電話やスマートフォン上で行うことが可能になる。


「SynApps(シナップス)」とは
コミュニケーションロボットを「より賢くする」為のクラウドロボティクスサービス。Microsoft Azure Cognitive Serviceと連携したAI搭載型のコミュニケーションロボットアプリで、多店舗展開するロボットの一括管理や、既存のWebサービスと「連携」させることにより、機能を拡張できる特徴を持っている。
http://www.headwaters.co.jp/service/pepper/synapps.html
「Twilio(トゥイリオ)」とは
T電話やSMSの送受信をはじめ、ビデオやチャットなどのコミュニケーション機能を提供するサービス。Twilioが提供するAPIをウェブサイトやアプリケーションに実装するだけで、アプリから電話をかけたり、テキストメッセージ(SMS)の一斉送信や、短いコードだけでビデオカンファレンス機能を設けられるなど、コミュニケーションに関わるさまざまな用途に適用できる。
http://twilio.kddi-web.com/

これにより「ロボットでも行える簡単な業務」と「負荷無く既存運用で補完する場面」をうまく使い分け、企業や店舗における「スムーズな接客」を実現できる


現在、企業や店舗によるコミュニケーションロボットの導入が進んでいる一方で、”ビジネス活用”にうまく取り組めている事例は少ないのが現状だ。

ヘッドウォータースは、目新しさによる“集客”という役割にプラスして、企業受付で担当者を呼び出したり、店舗で商品や売り場を案内したりするなど、より実用的な”業務”を遂行し、世の中で活躍できるロボットの普及に挑んでいる。

また、同社は今後も「より多くのコミュニケーションロボットを賢くし、多くのロボットが活躍する未来」となることを目指し、コミュニケーションロボットの更なる有効活用場面を創造していくと語っている。

■SynAppsとPepper連携で顔を覚える受付ロボットの実現(参考)


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ロボスタ編集部

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