JR東日本とソフトバンクがVR技術を活用したリアルな映像の安全教育ソリューションを作成、作業品質の向上と事故発生の防止へ

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)と東日本旅客鉄道株式会社(以下「JR東日本」)は、ソフトバンクが開発した、VR技術を活用した安全教育ソリューションを、2017年2月にJR東日本の東京総合車両センターへ納入することで合意した。

今回納入する安全教育ソリューションは、主に車両の点検・整備作業を行う車両センターなどでの作業中に発生し得る、接触や転落などの事故を想定したもの。実際に撮影した、通常の映像よりもリアルで迫力のあるVR映像を教材用として活用することで、視聴を通して疑似体験することができ、作業品質の向上と事故発生の防止などにつながるとしている。



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VR映像撮影風景:実際に近い教育映像を撮影できる

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<撮影協力>カディンチェ株式会社
(事業概要:実写系バーチャルリアリティーのシステム開発・運用)
http://www.kadinche.com/

ソフトバンクでは、日本のVR市場開拓とVRサービスの提供を目的に、2016年6月に「VR事業推進室」を設置。同社は今後、VR映像配信サービスのプラットフォーム構築とコンテンツ開発を推進し、法人向けおよび個人向けの双方の市場で新しい価値の提供に取り組むとしている。

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ロボスタ編集部

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