ロボコミの教材ロボット「AR-01」を作ってみました

現在クラウドファンディング「Kibidango」でサポーター受付中の「AR-01」を組み立ててみました。

「AR-01」は自分で組み立てててプログラミングも行える教材向けのロボット。超音波センサーと4つのサーボモーターを備えた自立制御型の四足歩行ロボットです。完成後はプログラミングで様々な動きを楽しむことができます。


完成形はこちら。ロボットを作ったことのない僕でも無事こんな感じに作れるのでしょうか?

このロボットを展開しているのは株式会社エーアイエルが運営するロボコミ。「ロボットとコミュニケーションで世界をもっと楽しく!」という想いで活動しているプロジェクトです。

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ロボコミ

ロボットを組み立てたことのない僕が、ロボコミさんにお手伝いしてもらいながら、AR-01を作ってみます。


制作風景はこんな感じです


このケースに全ての部品が入っています。



こちらがサーボモーターです。脚の数だけネジ止めします。





小型マイコンボードのArduinoです。



ロボットの種類はざっくりと操縦型と自律制御型の2種類があり、AR-01は自律制御ロボットです。自律制御ロボットには、頭脳である「マイコン」、筋肉である「サーボモーター」、感覚器である「センサー」が備わっています。AR-01はArduinoが頭脳になります。

Arduinoもネジ止めしていきます。




感覚器であるセンサーとなる超音波センサーです。ケーブルをつけていきます



それぞれにケーブルをつなげて組み立てていきます。かなりロボットらしい見た目になってきました。AR-01ははんだを使わずドライバーだけで組み立てできるロボットなので、初心者や小中学生でも作りやすいロボットです。



超音波センサーや他の個所にもケーブルをつなげていきます。




最後にケースをネジ止めして完成です。



自分で作ったロボットが動いているのを見ると、愛らしく見えてくるのは僕だけでしょうか。

完成したAR-01は、パソコンにつないでプログラムのパラメータの数値を変更することで色々な動きをつくれたり、SONYのMESHと連携して拡張することもできますよ。

今回、初めてロボットを作ってみたのですが、2時間ほどで完成しました。自分で手を動かして作ってみると、ロボットがどういう仕組みになっているかが分かった気がします。



現在AR-01はクラウドファンディングkibidangoでサポーター受付中です。興味がある方はサイトをご覧になってみてはいかがでしょうか。

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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