シャープが目指す「ライフスタイルに寄り添う COCORO+」と「モノの人工知能化」(AIoT)について調べてみました - (page 2)




ともだち家電

ともだち家電はココロエンジンを搭載した白物家電で、それぞれの家電ごとの機能が搭載されています。



ロボット掃除機「COCOROBO」

 

外出先からスマホを使ってCOCOROBOをコントロールでき、部屋の様子を確認することもできます。



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ロボット家電COCOROBO



加湿空気清浄機/空気清浄機

 

スマホを使って外出先などから遠隔操作ができ、室内にいる時は空気の確認が行なえます。スマホで録音メッセージを送ると、空気清浄機から音声を再生できます。





ヘルシオ

 

使いたい食材や料理のジャンルを話しかけるとメニューを提案してくれるだけではなく、「サッと作れるメニュー」のような曖昧な質問や、「糖尿病の方向けのレシピ教えて」という疾病をお持ちの方へのメニュー提案も行えます。

料理の分量や仕上がりの設定をクラウドに記憶させることや、料理したメニューを「星3つ」などと採点しておくと家庭内の高評価メニューランキングを知ることもできます。



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ヘルシオ



洗濯機

天気情報からその日の洗濯についてのアドバイスをしてくれます。スマホでは洗濯にかかった電気代の確認や洗濯機本体にない選択コースの設定が行なえます。

AQUOSやスマホから洗濯機の状況を確認することもできます。


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洗濯機



冷蔵庫

  

冷蔵庫に入っている食品やその賞味期限などを声で教えてくれます。


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冷蔵庫



エアコン

外出先からスマホを使ってエアコンの操作が行え、GPSと連携して、自宅から一定距離を離れるとスマホにエアコンの切り忘れを教えてくれます。

住んでいる地域の季節情報やその日の天気情報から、運転モードを選択する機能も。



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エアコン




ココロボ〜ド

ココロプロジェクトの家電の状態確認や操作、その他コミュニケーションを行うことのできるスマートフォンアプリです。家電によってはスマホ経由で操作するほうが便利な場合もありますね。


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ココロボ〜ド




mythings連携

ともだち家電はYahoo!Japanのmythingsと提携しているので、ごみ収集日の朝にお知らせしてくれたり、地震情報をエアコンでお知らせしたりなどの自分向けの連携を作ることも可能です。





まとめ

ココロプロジェクトの取り組みを調べてみて、個人的に興味深い点が3点ありました。


1つめはセンサーやカメラなどから情報を取得する点。2つめは取得した利用状況や天気情報などをシャープ独自のAI技術を使い、利用者に便利な情報を提供する点。3つめは音声を使って家電が人間とコミュニケーションをとる点です。


先日のAWS Summitで披露された「ホームアシスタント」が一般家庭にも入ってきて、色々な家電の制御が音声でできるようになると、より便利になるかもしれませんね。


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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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