【速報】次世代RCサッカーロボット「サッカーボーグ」をタカラトミーが発表!本格的なドリブルやループシュートもできる

サッカーワールドカップまで約2ヶ月となり、サッカーファンの気持ちも高ぶり始める中、タカラトミーが次世代RCサッカーロボット「サッカーボーグ」を発表した。

4月26日(木)に発売予定で、価格は4,500円から(税別)。
専用コントローラー(ラジオコントロール(RC))を使ってロボットを操作し、ドリブルしたり、両足で異なったキックを蹴り分けられる(ゴロとループ)など、本格的なサッカーバトルが楽しめる。

浮き球のループでシュートを決めたところ

都内のフットボールパークで報道向け発表会がおこなわれ、ゲストとして、元サッカー日本代表の武田修宏氏、お笑いタレントでサッカー通として知られる土田晃氏、キッズYouTuberのbrother4 channelの二人が駆けつけ、トークショーとともに栄えある開幕戦が行われた。その様子は別記事「【動画あり】次世代RCサッカーロボット「サッカーボーグ」開幕戦&武田修宏・土田晃トークショー「あいつサッカーボーグ界のメッシだな」」を参照。


操作の基本はラジオコントーラだ。フットボールシューズをイメージしたコントローラでサッカーボーグを操作する。決めてはブレードと言われる機構だ。足の周りに張り出した羽根のような構造のプレートで、これがボールを足元に保持するのに重要な役目をしている。

ブレードの効果でドリブルなどのボール保持が安定する。マルセイユルーレットも可能だ

左右のブレードの高さが異なるのは、サッカーボーグが向かい合ってボールを取り合ったときにブレード重なったりぶつかったりしないようにするため。これによってボールの奪い合いが白熱する


ブレードの装着は開いた装着方法と、閉じ気味の装着方法の2種類が設定できる。開いて装着した場合はブレードでボールを広範囲にキャッチすることに適した設定だ。主にディフェンスに向いている。

ブレードの装着方法によって、開き具合が2段階に調整できる

左右の足の中間に設置されたセンターパーツも決め手。このパーツによって、左右どちらかの足元にボールを誘導するので、確実にキックすることができる(特許取得済)

閉じ気味に設定した場合は、足元にボールが来やすいためドリブルやシュートなどに最適だ。主にストライカー、フォワードに向いている。
サッカーボーグの右足と左足では異なる構造をしていて、ゴロを蹴る構造と浮き球を蹴るのに適した構造となっている。
こうした基本的な機能や設定を駆使して、自宅でもどこでもサッカーのラジコン競技を楽しむことができる。

左右の足のパーツの角度が異なる。右は浮き球を蹴るのに適した形状をしている

■デモンストレーション動画

「サッカーボーグ」の商品はヒノタマレッド、カナリアイエロー、ウォールブラックが単体販売で各4,500円(ボール込)がある。


ほかに日本代表バージョンが5,000円となっている。


また、キックオフセットとしてサッカーボーグ2体(マタドールレッドとリバティーブルー)がセットになって8,500円の製品も発売される。


日本を皮切りに、アジア、豪州、欧州、北米の世界10の国と地域でも順次発売を予定。全世界で20万個の販売を目標としている。


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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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