トークの力で世界を楽しませる / Radiotalk 井上氏
Radiotalk株式会社 代表取締役の井上佳央里氏からはRadiotalkについてお話頂いた。
ラジオが大好きでJUNK爆笑問題カーボーイ(TBSラジオ)や土田晃之 日曜のへそ(ニッポン放送)などへの投稿も行っている井上氏。
学生時代は2ちゃんねる(現5ちゃんねる)などに書き込みをして、レスが付くととてもうれしかったそうです。リアルの場では出会えないであろう人に意見を伝えられるのが大好きで、エキサイトへはCGMを作りたいと思って入社。
Radiotalkは、トークの力で世界を楽しませるというサービス。耳を使うという意味ではラジオ以外にも音楽があるが、音楽は感情から入ることが多いと思われる。笑わせる・発見する・情報などは人のトークでできることと考えており、Radiotalkは後者を中心にやっている。
今年の3月には、MBSイノベーションドライブ(毎日放送などの持株会社MBSメディアホールディングスの新事業開発子会社)から約1億円を資金調達し、業務提携を行った。
Radiotalkを使っているユーザーにはリスナーとラジオトーカーの2パターンががあり、ラジオトーカーとはコンテンツを作る人のこと。
ラジオトーカーについて解説すると、現在、個が発信するサービスは増えており、顔出ししてコメントをもらうもサービスは拡大している。しかし、発信したいけど顔出しはしたくないという人も多く存在する。このような人たちが発信したくなるような工夫を行っている。
例えば、スマホアプリからワンタッチで不適切個所の削除やピッチの編集などが可能だ。コンテンツを作りやすいことがまめに更新できる秘訣であり、更新の継続的に続けることがユーザに対するエンゲージメントにつながると井上氏は語る。
また、Radiotalkの特徴として、既存のSNSサービスより多い文字数のコメントが入ることが多々あり、中には1,000文字オーバーのコメントも。
この他にもメディア運営をしている会社向けに、社内の編集者と考えてきたラジオトークのコンテンツ案にもついてお話頂いた。
Radiotalk(ラジオトーク)
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。