Maker Faire Tokyo 2016でいろんなロボットとかを見てきました (1)

8月6日から7日まで、東京ビッグサイトで開催されている「Maker Faire Tokyo 2016」。

Maker Faire Tokyo 2016

Makerムーブメントのお祭りでは、ロボットをはじめとしたいろいろなものが展示されています。広い会場の中から、気になったものをフォトレポートでお届けします。

会場は東京ビッグサイトの「西2ホール+アトリウム」です。

会場に向かう途中にMaker Faire Tokyoバルーンが。盛り上がってまいりました。

デイリーポータルZによる「ヘボコン」ブースです。ヘボコンは技術のない人が作った「自称ロボット」による相撲大会。

土曜日の大会は、日曜日に行われる「ヘボコン・ワールドチャンピオンシップ」への予選会も兼ねています。

参考記事
「世界にちょっかいをかける」— 25カ国に「ヘボコン」が広まるまでに起こったこと – Make: Japan

sept et miou による「ドミッソーフレンズ」です。ぬいぐるみを改造して動かせるようにしちゃいました。声の録音も出来るので、ぬいぐるみが歌いながら動いたりということもできちゃいます。

だれでも作れるIot家庭菜園」は、植物の状態を監視できるシステム。Arduinoを使っています。

会場にプチ菜園がありました。

静電容量を使った土壌水分量センサーのデモ。水が無くなるとポンプが動作し、水分を補給します。

農業向けのITサービス展開をしている株式会社IT工房Zの「あぐりログ」。温室向けに低コストで温度・湿度・CO2濃度を計測できるモニタリングサービスです。

計測したデータは、モニタやスマートフォンから確認することができます。

明治大学宮下研究所です。液晶に手を載せると…

実物大の画像が液晶に投射されます。この技術を活用すると指輪のサイズを調整したい時、液晶での操作だけでサイズ調整が行うことなどが可能になるかもしれません。

日本畳楽器製造からは、楽器を演奏するオリジナルロボットが展示されていました。畳とロボットは乙な組み合わせですね。

外苑前ダイナミクスの「DALEK8(ダーレク)」です。OculusRiftを使った遠隔ロボで、人間が動いた通りにロボットを動かすことができます。曲線が愛らしいロボットです。

モリロボの自動クレープ焼きロボット「クレプ」。薄く破れやすい記事焼き作業をロボットが行います。音楽と融合して、まるでDJプレイのようにクレープが出来上がります。
クレープを焼いている様子はこちらのYoutubeをご覧ください。

壁を走るデジタルサイネージ「うおーるぼっとLED」。自動ホワイトボードクリーナー、天井を動き回る監視カメラという用途に使えるかもしれません。

木の背」は家庭用3Dプリンタで作ったホビーロボット。家庭用の3Dプリンタでもここまでできるんですね。

Kousaku_Labからは、レゴで作った2足歩行ロボット。1つの回転運動からからくりを使って複雑な動作を実現しています。レゴは何にでも使える万能選手!

レポート(2)に続きます。もっともっと紹介したいのがありますので、お楽しみに。

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Maker Faire Tokyo 2016でいろんなロボットとかを見てきました (2)

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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