Maker Faire Tokyo 2016でいろんなロボットとかを見てきました (2)
2016年8月6日
By 北構 武憲
8月6日から7日まで、東京ビッグサイトで開催されている「Maker Faire Tokyo 2016」。
前回のレポートに引き続き、会場の模様をレポートしていきます。
東工大ロボット技術研究会からは、ボールの上でバランスをとる「玉乗りロボット」。センサを使って傾きを計測し、モータを回してバランスを保つというもの。
「Robava(ロバヴァ)」は人とロボットの新しい関係性を探るために、人間自身がロボットになるというもの。
カメラ、モーションセンサ、ヘッドマウントディスプレイとPepperを使い、直感的な操作でPepperを操縦します。
「のもットハンド」です。五本指のロボットハンドで、指をそれぞれ別に動かすことができます。Leap Motionを使って人間の手の動きをまねて動かすことも。
山口自動機械の「ロボットアーム書道」。ロボットアームが行う書道は、予想以上に立派な筆つかい。とめ・跳ねもしっかり行います。
こちらは「手のひらサイズペンプロッタ」。小さいサイズでもしっかりと動きます。
SofaLabの「機械の手」。人間の手を再現することを目的として、18自由度で再現しています。スペースに納めるために1つの大きな動力から各関節へ動力を分配する方法で作られています。
5指が搭載されているマジックハンドです。Leap Motionで読み取った人間の手の動きを再現して、離れたモノを直感的につかみとることができます。
小型のヤドカリ型歩行メカです。鉤爪の足を2本使って移動します。歩いている姿は予想以上にヤドカリです。
「デスクトップ・ロボットGRシリーズ」は、100円ショップのゴミ箱を使ったオリジナルのマスコット・ロボット。
赤外線リモコンで操作したり、おしゃべり機能があったり、複数台連携して動かすことができたり、車輪駆動したりと、いろんなことができちゃいます。
ロボットプロレス「できんのか!」は、会場にリングを設置し、プロレス同士のロボットを行います。
こちらは3Dプリンタで作られたHumanoid Robots。笑顔がかわいいです。
青葉山技研の「ロジコマ作って動かしてみる」です。完全自作で製作したロジコマは、Raspberry Piで制御しており、喋ったり、脚を動かしたり、走行することができます。
ロジコマからのカメラの映像を見ることもできます。
近藤科学のブースにあったのは、人間が動かした通りに動くアーム型ロボット。
そしてこちらはArduinoによるサーボ制御のデモ。
双葉電子工業のブースでは、Arduinoでサーボ40個ほどをばらばらに動かしていました。
karakuri productsからは、開発中の1/2サイズ「タチコマ」の外装検討モデルが展示されていました。
こちらは「Pepper改造計画プランA」。Pepperに後付け部品をつけていくのでPepper自体には傷がつかないとう、安心の方式。
知能機械研究所の「EXOSロボット with Raspberry Pi」は、本物のカメのように勝手気ままに動くカメラ搭載のデジタルペット。全方位カメラを使って周囲の様子を見ることができます。
レポート(3)に続きます。もっともっと紹介したいのがありますので、お楽しみに。
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北構 武憲本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。
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