CES2017に出展する日本のコミュニケーションロボット関係を調べてみた

米ラスベガスで開催される世界最大級の家電・エレクトロニクス技術展示会「CES2017」が、2017年1月5日(木)〜8日(日)の日程で開催されます。


関連サイト
CES 2017

4,000社近くの企業が出展する巨大展示会の中で、気になった企業をご紹介。




MJI「Tapia」


現在発売中のたまご型のコミュニケーションロボット「Tapia」が、去年に続き今年もJETROジャパン・ブースロボティクスゾーンに出展。今回のCES2017では新たなTapiaが初公開されるそうです。


JETROジャパン・ブースロボティクスゾーンで(No.41963)の出展です。


会期中の様子はMJI公式Facebookページで随時更新されるそうなので、CES2017に行けないという方はこちらを要チェック。





ユカイ工学

今回で3回目の出展となるユカイ工学からは、おなじみの見守りロボット「BOCCO」の他、 「iDoll」と「ねんどろいど」のコラボレーションモデル「HATSUNE MIKU by iDoll x Nendoroid」を展示。


CES2017での注目は、新機能ととなるBoccoに話しかけて操作ができる「ねぇ、BOCCO」の発表、SIMカート搭載BOCCOの披露と、CESでは初披露となる「HATSUNE MIKU by iDoll x Nendoroid」です。


JETROジャパン・ブースロボティクスゾーン(No.41963)での出展。





Cerevo

Cerevoは現在開発中の製品を含むCerevo製品を合計17製品を展示し、うち2製品は初公開となる新製品です。


開発中製品はBLEラジオ「Hint」、通信回線切替デバイス「SIM CHANGER ⊿」、アニメ「攻殻機動隊 S.A.C.」(製作: 攻殻機動隊製作委員会)に登場する多脚戦車「タチコマ」1/8モデル(1/8タチコマ)などを展示予定。1/8タチコマは、音声に反応し、実際に動作する試作機の展示です。


以下特設サイトも要チェック。


関連サイト
CES2017 – Cerevo

展示ブースNoは、Sands, Halls A-D – 43412。



ロボスタが注目したのは以上です。


他にも、独自の3D触力覚技術を応用した革新的な触感フィードバック型ユーザーインターフェイスを提供する「株式会社ミライセンス」、セラピー用アザラシ型ロボット「PALO」、人工知能を利用したソリューションビジネスを行う「株式会社コンコルディア」、3次元画像認識技術を行う「ITDLab株式会社」なども出展予定です。


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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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