ギフトショーの「ロボットワールドEXPO」に行ってきました! その1

東京インターナショナル・ギフト・ショー春2017の中での特別企画展示として行われた「ロボットワールドEXPO」に行ってきました。

ギフトショーの一角にロボット関係ブースが集中しているエリア(西4)があり、色々なロボットが出展されてました。今年からの企画だそうです。

それぞれ見ていきます。



あいちロボット産業クラスター推進協議会


世界に誇れるロボット産業拠点を目指す、愛知県によるブースには、



赤ちゃんロボットのスマイビがいました。愛知県の株式会社東郷製作所によるロボットです。

赤ちゃんのようなスマイビは、人間によるお世話が必要です。だっこすると機嫌がよくなり、放おっておくと機嫌が悪くなります。ずっと放おっておくと寝てしまうことも。お世話をしながら声と表情を楽しむロボットです。老人の方への癒し効果や認知症予防のために使われるそうです。



目は開いたり閉じたりしてまばたきを行い、加速度センサーがついているので姿勢と揺れを感知します。全体的に柔らかいので、ロボットなのに抱き心地がいいです。

過去にロボスタでも紹介したことがありますので、こちらの記事もどうぞ。




さがみロボット産業特区(神奈川県)


神奈川県相模原市のさがみロボット産業特区のブースには、



富士ソフトのPALROが。



展示ブースの説明書きを読むと、歌とダンスのラインナップがありました。PALROが歌う「恋するフォーチュンクッキー」は聞いたことあるのですが、「浪漫飛行」や「夢の中へ」も歌えるんですね!



こちらはPALROぬいぐるみと巾着です。「ぱるろ」と書かれた千社札ロゴがいい感じ。

さがみロボット産業特区のロボット展が2月21日(火)10:00〜16:30に開催されます。場所はユニコムプラザさがみはら(相模大野駅徒歩3分)。平成28年度公募型「ロボット実証実験支援事業」・重点プロジェクト事業報告会で、展示のほか、体験デモもあるそうです。

詳細は以下のサイトをご覧ください。


ドーナツ・ロボティクス株式会社


ドーナツ・ロボティクスのブースでは、シナモンの実機が展示されていました。





家庭での医療補助を目的としたコミュニケーション機能、スマートフォン経由での見守り、家電コントロールなどの機能が備わっています。



東京都立産業技術研究センター


東京都内の中小企業に技術支援を行うための東京都立産業技術研究センター(都産技研)のブースでは、



チリンが展示されていました。



マイクで話しかけてみると、反応が返ってきます。



こちらにはピクシスもいました。



都産技研では、ロボットの実用化や製品化、新しいサービスの事業化を行う中小企業を支援し、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会を視野に、ロボットの実用化を目指しています。

支援メニューは以下の5つです。

1.技術開発
2.事業化支援
3.試作・評価支援
4.安全認証技術支援
5.ロボット産業人材育成


横にはレイトロンのコミュニケーションロボットChapit(チャピット)がいました。

Chapitは過去にロボスタでも紹介していますので、こちらの記事もご覧ください。


こちらにはVoice Magicもありました。

その2に続きます。

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北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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