海馬

CAIBA(カイバ)

CAIBAは、インターネット通信等による遠隔操作が可能な遠隔操作ロボット。「Air Port Concierge(空港案内)」向けに開発された。目に付いているカメラで周囲の様子を把握し、マイクから音を拾い、スピーカーから言葉を出力する。前後左右への移動はコントローラーで簡単に操作できる。 人の動きを追従する速度(レイテンシ)は約50ms(200分の1秒)と時差が少ないため、リアルタイムに動きを伝えたり、コミュニケーションを取ることが可能。 CAIBAは初号機にあたり、2号機はMORKと呼ばれている。インディ・アソシエイツがロボットのほとんどの部分を製造、海馬がロボットの中の一部と通信の部分を担っている。日本航空のJETも兄弟機となる(写真の2枚目がMORK、動画はCAIBA)。

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製品概要

空港で活躍する遠隔操作ロボット

CAIBAは羽田空港がロボットの技術検証を目的に実施したサービスロボット実装プロジェクト(2016年)に参加。プロジェクトで様々な実証実験を得て、2019年にはCAIBAやMORK(モーク)をベースにした「JET」(ジェット)を日本航空(JAL)と共同開発した。JETは2019年7月時点で、羽田空港にて実証実験を実施している。JETの操作者はVRゴーグルと専用リモコン、ボイスチェンジャーを使って空港の利用者とのコミュニケーションや案内を行う。

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CAIBA(カイバ)