自動車の世界では自動化に電動化、そしてライドシェアに代表される共用化と、激動の波がひとかたまりになって押し寄せている。でもこれは乗用車に限った話ではない。
以前紹介したソフトバンク・グループのSBドライブの取り組みは、地方の路線バスの自動化だったけれど…
自動運転は乗用車のためのもの。そう考えていた人も多いだろう。ところがここへきて日本では、バスの自動運転にスポットが当たっている。
きっかけは2013年の安倍晋三首相による「世界最先端IT国家創造宣言」に基づき、翌年から内閣官房の高度情報通信ネットワーク社会…
技術開発はかなりの部分まで進んでいるものの、受け入れるルールが確立していない。これが自動車の世界における自動運転の現状だ。ところがそんな自動車業界を尻目に、堂々と自動運転を実用化している乗り物がある。鉄道だ。
新交通システムと呼ばれることが多いAGT(オ…
「欧米か!」というタカアンドトシのギャグが流行してから約10年。あの頃と比べると中国やインドなどの勢いも増してきて、すべての面でヨーロッパやアメリカが進んでいるとは言えなくなっている。でもモビリティの分野は、今でも見習ったほうがいいという部分も多い。ヨ…
毎年1月初めに米国ラスベガスで開催されるCES。ロボスタでも今年の模様は報告されており、自動車の紹介がいくつかあった。コンシューマー・エレクトロニクス・ショーの名称で分かるように、本来は家電見本市という位置付けなのに、年々クルマが目立つようになっている。…
本日より、乗り物の未来を描くコラム「モビリティの未来」をスタートするモータージャーナリストの森口将之です。初回となる今回は自動運転の現状について概要をまとめていきます。
著者:森口 将之
1962年東京都生まれ。早稲田大学卒業。自動車専門誌編集部を…