AR」観光デジタルコンテンツを公開　長野市立博物館所蔵の文化財を活用　一旗

2024年3月15日 By ロボスタ編集部

名古屋・東京を拠点とするデジタルクリエイティブカンパニーである株式会社一旗は、同社がプロデュースする「川中島の戦い 3D絵巻/VR/AR」を公開した。

「川中島の戦い 3D絵巻/VR/AR」は、川中島古戦場及びその周辺の松代地域への誘客・周遊促進を目的とし、長野市立博物館が所蔵する錦絵「川中嶋大合戦」や「武田二十四将図」「上杉十八将図」などの文化財のデジタルアーカイブを活用し制作。3DCGなどにより躍動感あるダイナミックなデジタルアニメーションとして描いている。

なお、制作にあたってはデジタル田園都市国家構想推進交付金が活用されている。

「川中島の戦い」を3D絵巻で再現

長野県北部を戦場に武田信玄と上杉謙信によって繰り広げられた「川中島の戦い」は、12年、5度の長きにわたっており、特に永禄4年(1561年)の4度目の戦いは、千曲川と犀川にはさまれた川中島一帯で行われ、信玄・謙信の一騎討ちなど、多くの伝説を残した激戦だった。「川中島の戦い 3D絵巻」はYouTubeのほか、長野市立博物館「川中島の戦い展示室」(常設)や長野市「川中島の戦い総合サイト」でも公開されており、ダイジェスト版がJR長野駅のデジタルサイネージなどで上映されている。また、「川中島の戦い 3D絵巻 VR」は、長野市立博物館「川中島の戦い 3D絵巻 VR」専用ブースで、「川中島の戦い AR」は川中島古戦場史跡公園、八幡社で体験できる。

長野市立博物館「川中島の戦い 3D絵巻 VR」専用ブース

企画	株式会社電算
プロデュース・総合演出	株式会社一旗
演出・制作	株式会社ブロンソン、株式会社WOW、株式会社ナディア
協力	長野市、長野市立博物館