ソフトバンクロボティクスホールディングスのプレスリリースにて、Pepperを中国で販売していくことが明らかにされた。
ソフトバンクグループとアリババグループが合弁で「アリババロボット社」(Alibaba Robot Corporation)を設立。この新会社を中心にして、まずは中国のデベロッパーに向けて展開していくという。

ここで注目なのは、中国版Pepperは、アリババが開発したオペレーティングシステム「YunOS」が採用されるということだ。(既存のPepperのOSはNAOqi OSが採用されていた。)
この新しいYunOS版Pepperのプロトタイプは、10/13~10/16、杭州で開催される「アリババクラウド2016コンピューティングカンファレンス」でお披露目されたという。
OSが変わればSDKも変わる。今まで親しまれていたChoregrapheではなく、YunOSのSDKがどのようなものになるのか気になるところだ。さらに国内においてもAndroid版Pepeprの先行きも目が離せない状態にあり、Pepperの今後の展開は引き続きウオッチしていきたい。

