クリスマスシーズンに合わせてヒューマノイドロボットのクリスマス仮装がX(旧Twitter)で公開されている。本記事では、米国のロボット開発企業Apptronikと中国のAGIBOTの事例を紹介する。
Apptronik「Apollo」の梱包作業
Apptronikは自社のヒューマノイドロボット「Apollo」がサンタクロースの格好をし、作業している様子を投稿した。
動画ではApolloがギフトの梱包作業を行っており、同社は「イノベーションは効率性だけでなく、人々を支援し、喜びを広げ、魔法を創造することだ」とコメントしている。
投稿の中で、今シーズンは贈り物の喜び、チームワークの力、そしてテクノロジーが最も重要なことをより多く実現できる未来を祝福していると述べた。顧客、パートナー、コミュニティに対して、楽しいホリデーシーズンと明るく刺激的な新年を願うメッセージも添えられている。
AGIBOTの多彩なクリスマス演出
一方、中国のAGIBOTは複数のロボット機種を使った大規模なクリスマス企画を展開した。
同社はA2、G2、X2、D1 Proといった複数のロボットをクリスマス仕様に仮装させ、WPPの上海クリスマスイベントに参加。
具体的には、クリスマスツリーに扮したロボット、サンタクロース姿のロボット、そしてトナカイ型のロボット犬などが登場した。
AGIBOTは「テクノロジーとクリスマスの融合が二重の喜びをもたらす」とコメントし、ロボットが活躍する冬の雰囲気を演出している。
Apptronik、AGIBOTについて
ApptronikのApolloは産業用途を想定した汎用ヒューマノイドロボットとして開発されており、物流や製造業での活用が期待されている。
一方、AGIBOTも複数の機種を展開し、様々な用途に対応できるロボット開発を進めている。
AGIBOTは投稿の最後に「次はサンタの本拠地であるヨーロッパで会うことを夢見ている」と述べており、今後も国際的な展開を視野に入れた活動を続ける意向を示している。
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