ついに百貨店初の常設売場「ロボティクススタジオ」が誕生!新宿高島屋が「ロボットと人が共生する新たな暮らし」を提案、イベントも開催

株式会社高島屋は、2017年10月4日(水)より高島屋新宿店で百貨店初となる常設売場「ロボティクススタジオ」を展開することを発表した。

「Sota」や「タチコマ」のロボット体験会や自動車変形ロボ「ジェイダイト・クォーター」のデモ展示、NAOのダンスショーなどのイベントも予定されている。(後述)

同社は「技術革新により既存商品カテゴリーに収まらないロボットやIoT製品が日々登場しており、今後は、スマホのように生活に密着し必要なものへと進化し、生活を一新させる可能性を秘めている」と考えている。そこで、「ロボットと共生する新たな暮らしの提案」をコンセプトとして、コミュニケーションやエンターテインメント、癒しやケア・サポートを提供するロボットのコンサルティング販売を開始すると言う。

具体的には、最新の機能や技術を有したロボットやIoT製品などの未知の商品との出会いを、同社ならではの強みである接客販売とコト体験(実機体験・体験会や教室)で演出し、消費者が新たな価値を感じることができる生活スタイル提案を行なうとのことだ。


「ロボティクススタジオ」について
http://www.takashimaya.co.jp/shinjuku/robotics/index.html

2018 年3月売場完成予想イメージ



▼ 売場概要

展開場所 新宿高島屋9階(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2)
売場面積 ・9階常設売場:オープン時は約10平方m、2018年3月に約20平方mへ拡大予定
・9階イベントスペース:約30平方m(期間限定:2017年10月4~10日)
・2階イベントスペース:約10平方m(期間限定:2017年10月4~10日)
展開内容 ・9階常設売場:「コミュニケーション型」
・9階イベントスペース:「ライフスタイル型」、「プログラミング型」5SKU、「エンターテインメント型」、「IoT製品」
・2階イベントスペース:「車がロボットに変形!変形ロボ「ジェイダイト・クォーター」がやってくる」「販売ロボットデモ体験(全8種)」「2足歩行ロボット「NAO」のダンスショー」
ターゲット層 3世代ファミリー(祖父母と繋がる両親・孫世代)



ロボットNAOダンスショー:身長58cmのNAOは、インタラクティブな、カスタマイズ可能なコンパニオンロボット。各自の想像力とニーズに応じた特有のアプリケーションを用いて自由自在に操作できる。

商品展開

会話機能、暮らしに役立つ情報の提供、さらに遠く離れた場所と連絡が取れるデバイスの役割も含めたコミュニケーション型ロボットを軸に展開予定。

特に、イベントスペースが設けられる10月10日までは、日々の暮らしを便利にする役割を担うライフスタイル型ロボットや、簡単に組み立てられてプログラミングを学べるロボットの他に、進化したロボット技術を体験できる、こどもから大人まで楽しめるエンターテイメント性を有したロボットの実機展示や、体験会が開催される。


「コミュニケーション型」 

会話機能はもとより、暮らしに役立つ情報の提供、また、遠く離れた方と連絡を取ることができるデバイス的な意味合いも含めたコミュニケーションロボット。

左:自ら考えて自然な英会話ができ、その会話内容をだんだん覚えていく英語学習に最適な、AI(人工知能)搭載ソーシャルロボット「Musio X」
右:クラウドサービスに接続することで、楽しい会話ができる機能(オリジナル会話も設定可能)や、外出先から離れた場所の様子を確認する見守り機能だけでなく、オフィスや店舗での商品PR等に活用できるプレゼンテーション機能も提供可能な「Sota」



「ライフスタイル型」 

洗濯物を入れるだけで、ロボットアームが綺麗にたたみ、人工知能が衣類の特徴を覚え、家族ごとの棚に分別する全自動洗濯物折りたたみ機など、日々の暮らしを便利にする役割を担うロボット。

ランドロイド(10月4~10日は量販仕様モデル、11日以降はモックタイプ展示)



「プログラミング型」 

簡単に組み立ててプログラミングが学べるロボット。プログラムとは何かを知ることで、IT技術やコンピュータ・テクノロジーの仕組みを知り、有意義なものづくりを経験できるキットが中心。

Makeblock / mBot V1.1-Blue



「エンターテインメント型」

子供から大人まで楽しめるエンターテインメント性を有したロボット。

アニメ攻殻機動隊 S.A.C.に登場する戦車タチコマを現在の技術を用いて可能な限り再現したスマートトイ。音声認識機能も有しコミュニケーション可能な上、AI搭載でクラウド並列化も可能。



コネクテッド・トーイ

スターウォーズやピクサーキャラクターを扱うスフィロ社の新製品など、今年発売の話題性の高いIoT対応のコネクテッド・トーイ、R2-D2やカーズのマックイーンを展示予定。

アルティメット・ライトニング・マックィーン




イベントも開催

新しいロボット技術のご紹介をはじめ、ロボット体験会など、ロボットやその最新技術と触れ合うことができるイベントも行われる。
※体験会などイベントによっては、人数に制限があるとのこと。


ロボット体験会
■10月5日(木)→10日(火)
■9階 特設会場(中央エスカレーター前)
ロボティクススタジオで販売するロボットを用いた体験会です。
知りたいロボットについて、もっともっと知ることができるチャンス!

★日程★
■10月5日(木)午後1時~5時
「タピア」デモ体験
■10月6日(金)午後1時~5時
「パルミー」デモ体験
■10月7日(土)午後1時~/午後3時~
※各回約1時間
「Musio X」デモ体験
■10月8日(日)午前11時/午後1時~/午後2時30分~/午後4時~
※各回約20分

「ロボットプログラム」体験会
Makeblock社mBotを用いたプログラミング体験。
■10月9日(月)午後1時~5時
「Sota」デモ体験
■10月10日(火)午後1時~午後5時
「Tipron」「Lumigent」「タチコマ」デモ体験

車がロボットに変形!変形ロボ「ジェイダイト・クォーター」がやってくる
■10月4日(水) 午前10時30分~/午後1時~/午後3時~/午後5時~(各回30分)
■9階 特設会場(中央エスカレーター前)
2017年に完成予定の全長約4mの乗用人型変形ロボット「J-deite RIDE(ジェイダイト・ライド)」。
そのプロトタイプとなる全長約1.3メートルの「J-deite Quarter(ジェイダイト・クォーター)」が登場。
株式会社BRAVE ROBOTICSとアスラテック株式会社が参画する「Project J-deite」が手がけるこのロボットは、二足歩行する人型と車輪走行する車型に自在に変形する。

ロボットショー
■10月7日(土) 午前11時~/午後2時~(各回30分)
■9階 特設会場(中央エスカレーター前)
身長58cmの人型ロボットのNAOが音楽に合わせて踊るロボットダンスショー。

※詳細は公式ホームページを参照のこと。

関連サイト
新宿タカシマヤ

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム