羽田空港のロボット公開実験、今年も実施 参加事業者7社が決定

羽田空港を管理・運営する日本空港ビルデング株式会社は、昨年2016年より、“オール羽田”の取り組みとして「Haneda Robotics Lab(ハネダ ロボティクス ラボ)」を設置し、ロボットの技術検証を目的に、羽田空港でロボット製品(プロトタイプ含む)の実証実験と将来的な導入を目指す「羽田空港ロボット実験プロジェクト」を行ってきた。その第2期となる「羽田空港ロボット実験プロジェクト 2017」の実施に向けて、今年9月よりロボットの公募を行なってきたが、その事業者7社が決定したことを本日発表した。公募は、警備・物流・翻訳の3分野で行われた。


警備ロボット

綜合警備保障株式会社:Reborg-X(リボーグ エックス)


物流関連ロボット

アルテック株式会社:OTTO100/1500(オット・ヒャク/オット・センゴヒャク)

NECネッツエスアイ株式会社:Relay(リレイ)


翻訳関連ロボット

ドーナッツ ロボティクス株式会社:cinnamon(シナモン)

株式会社電通ライブ:ヒアラブルデバイス(プロトタイプ)

株式会社ティファナ・ドットコム:KIZUNA(絆)

タケロボ株式会社:ロボコット

各ロボットの公開実験の日程については以下の日程となる。

スケジュール

警備ロボット:2018年1月 9日(火)~1月17日(水)
物流ロボット:2018年1月15日(月)~1月23日(火)
翻訳ロボット:2018年1月29日(月)~2月 9日(金)

実施場所は、警備ロボットと翻訳ロボットが第1旅客ターミナル2階出発ロビー南ウィング(1番時計台付近)、物流ロボットが第1旅客ターミナル 2階出発ロビー・1階到着ロビー中央・職員通路でおこなわれる。

空港という不特定多数の利用者が行き交う公共空間での実運用を想定し、①ロボット(製品)自体の安全性、②公共空間での稼動についての安全性、③導入効果の検証の3つのフェーズを想定しているという。

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ロボスタ編集部

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