幸和製作所とタピア開発のMJI、福祉事業におけるロボットの共同開発で合意
2018年2月16日
By ロボスタ編集部
幸和製作所は2月15日の取締役会において、株式会社MJIと介護施設向けコミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」の共同開発について、基本合意に対しての決議を行ったことを発表した。
共同開発は、福祉事業分野における、コミュニケーションロボットの共同開発および両社で介護ロボットのさらなる可能性を追求し、業界を超えたつながりによる新しい製品での新市場の開拓を目的としている。
また、今年1月26日に開催された第158回社会保障審議会での平成30年度介護報酬改定に向けての介護老人福祉施設への介護ロボット活用の推進に対して需要が大きく見込まれることから、介護老人福祉施設に対する介護ロボットの導入および市場の拡大も視野に入れているという。
タマゴ型のコミュニケーションロボット「Tapia」
コミュニケーションロボット「Tapia(タピア)」シリーズで企画、デザイン、開発、販売実績を有する株式会社MJIと、福祉用具の企画、デザイン、開発、販売実績を有する幸和製作所が、相互に企画、開発力を提供することにより、「介護現場へのみまもり型コミュニケーションロボットを共同で企画、設計および製作を行います」と今後の方針を述べている。
今回の発表を受けて、幸和製作所の株価が急伸していると、「Kabutan」は報じている。
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