Xperia Hello!が12体で時計を表現! ロックバンド「Suchmos」のニューアルバムとコラボ

東京・銀座の「Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)」は、変わり続ける実験的な公園をコンセプトとした空間だ。外には季節ごとの花木が植えられ、地下ではイベントやカフェが来園者を楽しませる。都心の一角にある、緩やかで新しい空気を感じられる場所だ。

そんなGinza Sony Parkの地下1階には、昨年12月から時計が置かれている。これは、ソニーモバイルが開発したコミュニケーションロボット「Xperia Hello!」12体が連動した時計であり「Park Clock」と名前がつけられている。ここでしか見られない、世界に一つだけの時計だ。


12体のXperia Hello!が連動した時計「Park Clock」。ディスプレイには時計の文字盤として1から12までの数字が描かれている

5分毎に時計のチクタクという音が流れ、ディスプレイには振り子が表示される。そして15分毎にパフォーマンスが行なわれる。これらはXperia Hello!のSDKによって開発されたものであり、12体のXperia Hello!が見事に連動するパフォーマンスは必見だ。ディスプレイが変わるだけでなくXperia Hello!自体が動くため、通行者の目を惹く。

季節毎に違ったパフォーマンスが行なわれる。取材時10時45分からは桜をモチーフにしたパフォーマンスが行なわれた
現在Ginza Sony Parkで開催中の「TOKYO ART BOOK FAIR: Ginza Edition」のコラボ演出も行なわれている

そして昨日から、このPark Clockを含めたGinza Sony Parkと人気ロックバンド「Suchmos」のコラボ企画がスタートした。10時・11時・12時・・・などの正時になると3月27日発売のSuchmosの新アルバム「THE ANYMAL」に収録された楽曲が流れ始め、Xperia Hello!がリズムに乗って体を動かす。

短いながらも、Suchmosファンにはぜひ現地で見てもらいたいパフォーマンスだ。



Ginza Sony Parkには、このPark Clock以外にも、Suchmosファンが楽しめる仕掛けがされている。施設内の様々な場所に、Suchmosのニューアルバムに収録された楽曲の歌詞が散りばめられているのだ。





今回のGinza Sony ParkとSuchmosのコラボが決まった背景には、ニューアルバム『THE ANYMAL』のタイトルのきっかけにもなった「In The Zoo」の歌詞”We’re just animals”がある。人間を “自分たちも含めて理性と本能の間で葛藤している動物”にたとえており、”現代社会のジャングルのど真ん中”であるGinza Sony Parkから、そんな彼らのメッセージを届けたいという想いから展開が決まったという。



Park ClockからSuchmosの楽曲が聴けるのは、4月18日まで。ぜひ現地で体感してもらいたい。



なお、Ginza Sony Parkの中で活躍しているロボットは、12体のXperia Hello!だけではない。ソニーの犬型ロボット「aibo」もいて、時間帯によっては新色のチョコエディションにも会うことができる。



Xperia Hello!はアンケート役としても活躍中だ。

Suchmos『ARENA TOUR 2019』

日程:2019年3月30日(土)
会場:【宮城】ゼビオアリーナ仙台

日程:2019年4月6日(土)
会場:【北海道】北海道立総合体育センター 北海きたえーる

日程:2019年4月20日(土)
会場:【新潟】朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター

日程:2019年4月29日(月・祝)
会場:【福岡】福岡国際センター

日程:2019年5月11日(土)
会場:【広島】広島サンプラザホール

日程:2019年5月25日(土)
会場:【兵庫 / 神戸】ワールド記念ホール

日程:2019年5月26日(日)
会場:【兵庫 / 神戸】ワールド記念ホール

「Suchmos THE LIVE」
日程:2019年9月8日(日)
会場:【神奈川】横浜スタジアム

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ロボスタ編集部

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