本日、恵比寿ガーデンルームにて「Yahoo!JAPAN Connect Everything」~IoT に関するプラットフォーム構想および新規アプリ発表会が開催されました。
今後訪れるであろう IoT (Internet of Things) 時代に、Yahoo!としての新たなプラットフォームを発表!そしてPepperもいるよ!ということで興味津々で行ってきました。
お誘いいただいたYahoo!関係者の皆様には感謝です。
■プラットフォーム構想のご説明(ヤフーCMO村上さま)について
まずYahoo!のチーフモバイルオフィサーの村上さんからプラットフォームの構想についてご説明がありました。
垣根を越えて全てを超えることを狙ったサービスプラットフォームとのこと。
各種IoT製品や既存のWebサービス・アプリケーションをすべてこのプラットフォームで統合して使えるというもの。
ただ繋げるのではなく、組み合わせるというのがポイントです。
このため発表時からすでに様々なパートナーとの提携が行われていました。今後も増えていくものと思われます。
説明の中にロボットが登場していました。Webサービスとロボットは相性いいですからね!
当然のことながら、組み合わせられるチャンネルが増えれば増えるほど活用の幅が広がります。そこをYahoo!がプラットフォーマーとして力を入れていくというわけです。
IoTだけというわけでもなく、Webサービスだけの組み合わせも可能で、今後IoTサービスが広がるにつれて、さまざまな繋がりが活用されていくことになりそうです。
嬉しいことに、このプラットフォームはすべての企業・開発者にオープンにしていくそうです。ロボットアプリデベロッパーも普通に参画して利用していくのが当たり前になるかもしれませんね。
プレゼンテーションで使われた動画ですが、夢が広がります!
■ my Thinngsアプリのご説明(ヤフー椎野さま)
続いて今回発表されたスマートフォン向けアプリケーション「my Things」の解説がYahoo!ヤフー椎野さまから行われました。
先ほど発表されたプラットフォームを具現化するためのアプリがmy Thingsということですね。
複数のIot機器とWebサービスを組み合わせることが可能になっています。しかも初心者でもわかりやすいように実際の組み合わせ例も特集としてさまざま掲載されていました。
現在用意されているサービス・デバイスです。Yahoo!のサービスだけではなく、主要Webサービスには既に対応済みです。
現時点で用意されたものを組み合わせるだけでも6万通り以上とのこと。今後増えていけばとてつもない数の組み合わせが考えられることになります。
ガチなIoTデバイスにも対応しており、ラズパイベースの自作IoTの例としてアボカドの状態をSlackにアップする様子が紹介されました。すごいな・・・w
ということで、いち早くIoTの世界観を体感できるアプリとなっていますので、みんな「my Things」をいますぐダウンロード!
■ 第二部 展示会
続いてIoT製品10点の展示ということでチェックしてきました。
会場はIoTの実例を見るために人だかり。
実際に触って体感できるのがIoTっぽいところですよね。
Pepperの画面や腕にmyThingsのロゴが!
これはドアの開け閉めをakerunが検知して、Pepperに伝え、Pepperが「おかえりなさい!」などとしゃべらせるという例。ロボット単体では実現できない、IoT×ロボットの組み合わせによるわかりやすい例だと思いました。
BoccoもIoTの文脈の中ではよく登場しますね。センサーの通知デバイスとして人気があります。
話題のMESHも展示されていました。BoccoとMESHどちらも欲しくなっちゃいますね。
こちらは、フィットネストラッカーが起床を検知すると、Boccoにも通知されるシステム。
さらにお掃除ロボットにもmyThingsが連携してしゃべらせるなど。
さまざまな未来を垣間見ることができた発表会でした。ロボットとIoTの組み合わせによる新しい未来、ロボットスタートとしても引き続き注目していきたいと思います。
ではまた!