Android Bazaar and Conference 2016 Spring に行ってきました。

2016年3月12日青山学院大学で開催された、日本Androidの会主催の「Android Bazaar and Conference 2016 Spring」に行ってきました。

 ABC 2016 Spring | Android Bazaar and Conference 2016 Spring
 http://abc.android-group.jp/2016s/

公式サイトの「開催にあたって」を一部抜粋して紹介します。

Android Bazaar and Conference 2016 Springでは、IoTの発展に向けて、神経回路たるAndroidスマートフォンと関わるセンサ機器・組み込み機器、BLEや将来の5Gも含めた無線ネットワーク、そしてクラウド側のディープラーニングをはじめとする機械学習機能に焦点を当てたAndroidを中心とするIoTの体系的なカンファレンスと、センサ、スマートフォン、クラウドの連携を進め人類の機能拡張の可能性を感じられるバザール出展を集めた祭典にしたいと考えています。



■ RoBoHoN(シャープ株式会社)

シャープのRoBoHoNです。

実物を見てみると、サイズがちょうど手のひらに収まる感じです。ダンスも見せてもらったのですが、かわいいです。動画を撮り忘れたことを後悔…。

展示の説明を見てみます。

 ・歩きます:歩行や起き上がり、ダンスなど
 ・電話です:通話やメール、アプリも
 ・プロジェクターにも:撮影した写真や動画を投影
 ・話がわかります:音声でかんたん操作

シャープの方に話を聞いてみると、ソフトウェアの開発環境も用意するかもしれないとのことです。

一般発売が楽しみ!


 ▽RoBoHoN(ロボホン)公式サイト/シャープ
 https://robohon.com/special/



■Pepperコントローラーアプリ(株式会社YAZ)

Pepperロボアプリパートナーに認定されている株式会社YAZからは「Pepperコントローラー」が展示されていました。

AndroidスマホからコントロールできるPepper Controller、通称「ぺぱこん」を使って、Pepperを動かしたり、言葉を言わせることができます。プレゼンテーションなどの際、便利なアプリです。

Androidの画面はこちら。

喋らせる言葉を入力するフィールドと、具体的なアクションのボタンがあります。具体的なアクションボタンは実際に使う時、便利ですね。

株式会社YAZでは、Pepperアプリの受託開発も請けているそうなので、ご興味のある方は連絡してみてはいかがでしょうか。

 ▽株式会社YAZ
 https://www.yaz.co.jp/



■TesorFlow勉強会(株式会社KUNO)

株式会社KUNOが主催するGoogleの人工知能ライブラリTensorFlowの勉強会からは、TesorFlow会話AIが出展されていました。

Twitterの会話ログを元に作ったTesorFlow会話AIを、Pepperに喋らせていました。

Pepperが某ロボットの着ぐるみってのがインパクトでかすぎですが、実際の会話AIは真面目な内容で、今後ロボットとAIはホットな分野になりそうです。

次回、TensorFlow勉強会は4月13日に日本Androidの会との共催で行われます。参加者受付は4/8まで。応募多数の場合は抽選で参加可否が決まります。

 ▽TensorFlow勉強会(3)
 http://connpass.com/event/27081/

 ▽株式会社KUNO
 http://kuno-corp.com/



■ロボットという新しい UX 体験。Pepper アプリ開発の可能性(ソフトバンクロボティクス株式会社 河田卓志)

続いて、ソフトバンクロボティクス河田氏による講演。内容は「ロボットという新しい UX 体験。Pepper アプリ開発の可能性」です。

Pepperが切り開く、新しいUXの可能性についてです。Pepperだからこそ、ロボットだからこその可能性がいろいろと広がります。具体的にはこれらです。

 ・人型だから話しかけたくなる
 ・人型だから話を聞きたくなる
 ・身振りがあるから注目する
 ・移動できるから人に近づける
 ・ディスプレイがあるからタブレットに慣れ親しんだUXも提供できる

Pepperは開発環境(Choregraphe)を無料で公開しているので、デベロッパーのアイデアが世界初を生み出す可能性もあります。

Pepperでは、2015年2月と2015年11月の過去2回、Pepperアプリコンテストが開催されました。そこから生まれたロボアプリを紹介します。

人型だから話しをする例として「Pepperがホームスティにやってきた G-Angle」です。

家にいるPepperが英語でしゃべりかけてくるので、自然と英語で答えないとならない環境になり、英語を身につけていきます。

人型だから相手を感じることのできる例として「HUG Project」。

ヘッドマウントディスプレイとPepperと連携させ、遠隔地にいる同士で映像を共有、人間型のPepperだから実際に相手のいる感覚を得ることができます。

スマートフォンなど外部機器との連携で広がる例として「かたりべ」です。

Pepperのタブレットを使って紙芝居の読み聞かせをするロボアプリです。紙芝居の信仰や内容の編集がAndroid端末から自由に行えます。

「ホームラン競争」も外部機器との連携をしているロボアプリです。

Android Wareの加速度センサーと連動して、Pepperとホームラン競争を楽しむことができます。

Pepperの開発環境についてです。

GUI開発ツール(Choregraphe)と、各言語(Python,C++,Java,JavaScript)のSDKが用意されています。

アトリエ秋葉原というスペースでは、実際に開発体験などを無料で受けることができます。

現在、全国各地に「Pepperアトリエサテライト」という無料開発体験スペースもオープンしています。

以上です。

ABOUT THE AUTHOR / 

北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUIデバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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