ソフトバンクロボティクスは、「Microsoft Azure(アジュール)」を活用した「Pepper」向け新たな認定制度「ロボアプリパートナー with Microsoft Azure」を開始する。
本制度には、マイクロソフトが行うMicrosoft Azureに関する一定の技術を有する企業を認定する制度と、ソフトバンクロボティクスが行うPepperのロボアプリ開発認定制度「ロボアプリパートナー」の両方の認定を受けた企業が申請することで、「ロボアプリパートナー with Microsoft Azure」の認定を受けることができる。
Pepperのロボアプリの開発促進を目的にしている。
さらに、Microsoft AzureをプラットフォームとするIoTプロジェクトの共同検証を行う「IoTビジネス共創ラボ」に参画し、Pepperを活用したソリューションの開発を目指す「Pepper ワーキンググループ」を 2016年8月下旬に立ち上げる。「Pepperワーキンググループ」は、「ロボアプリパートナー with Microsoft Azure」に認定された中で、特に技術が高いと判断された開発者が参加でき、Pepperの導入を検討している企業とのマッチングの場を提供するとしている。
なお、8月下旬にワーキンググループの第1回勉強会が開催される。勉強会の詳細はホームページを参照のこと。
(2016/08/24(水) 10:30〜 IoTビジネス共創ラボ 第1回 Pepper WG ワークショップ)
http://iotbizlabo.connpass.com/
ソフトバンクロボティクスとマイクロソフト コーポレーションは以前からクラウドロボティクス分野における戦略的協業を発表していて、PepperとMicrosoft Azure、大型ディスプレイ(Surface Hub)を組み合わせたサービス「未来の商品棚」(仮名)を展開する予定を発表し、次世代のクラウド対応ロボットを描くコンセプトムービー「Pepper meets Microsoft Azure 未来の商品棚」をその一例として公開している。
「Microsoft Azure(アジュール)」は、マイクロソフトのクラウドサービスで、「IoTビジネス共創ラボ」は日本マイクロソフト株式会社が事務局となり、東京エレクトロン デバイス株式会社が幹事社をつとめている。
MicrosoftとSBRが協業を発表! PepperとAzure連携で小売店に「未来の商品棚」を
https://robotstart.info/2016/03/08/news-srb_ms_mirainoshohindana.html