ドバイ警察でロボコップとして採用されたロボットREEMとその会社について調べてみた


米CNNによると、ドバイ警察は5月21日、セキュリティカンファレンス「Gulf Information and Security Expo」での会場案内を行うための警官ロボットの採用を発表したそうです。


こちらはスペインのPAL Roboticsによるロボット「REEM」をベースにしたロボットです。PAL Roboticsではこれ以外にもロボットを開発・製造しているので調べてみました。




REEM

今回のドバイ警察で採用されたREEMは2012年に発表されたヒューマノイド型ロボット。上半身が人型で、下半身に車輪を持つ形状。高さ170センチ、横幅60センチ、重さ100kgと大人の男性ほどの大きさです。


後ろには30kgまでの荷物を載せることができ、手で1kgまでの荷物を持つことができます。


英語やロシア語など9言語に対応。胸には12インチのAndroidタブレットが搭載されており、地図などを表示できます。


REEMは自分が置かれた位置の推定と地図作成を行うことができ、自律的に移動することができます。バッテリーは8時間もちます。


現在は、展示会や空港、美術館などで導入されているそうです。


以下のYoutubeで動いている様子を見ることができます。動画の中ではREEMと握手している人がいます。人はヒューマノイド型ロボットを見つけるとついつい握手したくなるものかもしれませんね。





REEM-C

2013年に発表された、REEM-Cは二足歩行型のヒューマノイド型ロボット。高さ165センチ、横幅60センチ、重さ80kgと大人ほどの大きさです。


バッテリーは二足歩行での移動だと3時間、スタンバイ状態では6時間もちます。


手では1kgまでのものを持つことができ、腕全体だと10kgまでのものが持てます。


英語やロシア語など9言語に対応で、表情認識と音声認識が可能です。ROSと完全に互換性があり、ROSで制御が行えます。


ナビゲーション、HRI(Human-Robot Interaction)、コンピュータビジョン、AIなどの研究分野用途のロボットです。


以下のYoutubeを見ると、全身のバランスをとっている光景を見ることができます。


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北構 武憲
北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットやVUI(Voice User Interface)デバイスなどがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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