Pepperの新しい魅力を発見しよう!SoftBank Robot World 2017で「PAC作品自慢総選挙」に参加するべき3つの理由

来週はいよいよ「SoftBank Robot World 2017」がベルサール汐留(東京都中央区)で開催されます(11月21日(火)〜22日(水))。
前回までの「Pepper World」から名称も一新。Pepper以外にもBoston Dynamics社製のロボットや接客ロボット、清掃ロボットなど約40のロボットソリューションが展示されるイベントとなりました。

このイベントで楽しみなのが「セッション」(セミナー)ですね。基調講演をはじめとして、ビジネス関連のセミナーもたくさんありますが、アプリコンテストの展示と発表があるのをご存じでしょうか。


「PAC作品自慢総選挙」ってなに?

Pepper最大のアプリケーションコンテスト「Pepper App Challenge」、略して「PAC」(パック)。数多くのロボアプリ・デベロッパーがPACに向けて様々なアプリケーションを開発して応募するコンテストです。今回のイベントでは「Pepper App Challenge 2017 Autumn」が、二日目の14:05~16:50に開催が予定されています。

これはこれで注目なのですが、その日の午前中に初めて開催される「PAC総選挙 ~Pepper App Challenge番外編~」にも注目して欲しいと思うのです。

「PAC総選挙」は「Pepper App Challenge」の公式スピンアウト企画として開催されます。これはどんなイベントなのかというと「Pepperの新たな魅力を発見できる」会場の皆さん参加型のコンテストなのです。

公式ホームページから「PAC作品自慢総選挙」の解説を引用しますと・・・

「Pepper App Challengeに応募された作品をもっと多くの方に」をコンセプトにPepperの新たな魅力を発見できる場をご用意いたしました!

惜しくもPAC本選で紹介できなかった15作品で総選挙を開催します。
その場でユーザー投票を実施!
審査員はあなたです!

※投票結果はPepper App Challengeにて発表!
(SoftBank Robot World 2017サイトより抜粋)

残念ながら「PACのファイナルに残れなかった作品」+「エッジが効いている作品」を集めて、会場の民意によってイケてるアプリを選ぼうではないかという試みなのです。

今回、総選挙に立候補したチームとアプリは下記の通り。

作品名/チーム名
FINDING KIDS/おじさん&ドリームズ
Moti Pepper/エクスウェア株式会社
Nuarda/Nuarda
Pepper Dance/Pepper Band
Pepper 先生(ペッチャー)/ペッチャー
Robava/Be a robot.
受付コンシェルジュPepper/CUBE SYSTEM
おもてなしPepper/PPOP
継続対話システムEDAHA/徳島大学泓田研究室
白井さんのカノジョ召喚!/白井 And ホロレンジャーズ Feat ●●●
問いふるintelligence/同志社女子大学WAP
はじめてのおつかい/ハッピーまつもと
フリースタイルPepper/yukanm(野村有加)
人肌感覚を持ったPepper/JAPERA
ペッパーカフェ・宇宙船パイパル号/りんご製作事務所

おなじみのデベロッパーさんから、初めて見る方まで幅広いアプリが立候補されています。

それでは、なんで「PAC総選挙」を見るべきなのか?
3つの理由を挙げてみましょう。


見るべき理由その1:オレたち一票で至極のアプリを選べる!

かの国民的アイドルグループの選抜総選挙も「運営はファンの気持を分かっていない」という理由から始まり、今では数多くのメディアでも取り上げられています。

「Pepper App Chalenge」のファイナルに残念ながら残れなかった作品の中にも、キラリと光るものや素晴らしいアイディアがたくさんあるのです。そして、それを会場の参加者がみつけ、かつ自分でそのアプリをプッシュすることができるのです。


例えば、「白井さんのカノジョ召喚」ですが、こちらのアプリ『白井さんの仮想空間のカノジョをPepeprで完全再現』というコンセプト。例え、心の片隅では「この気持ち、わかるなぁ」と共感したとしても、「Pepper App Challenge」では、眉間にしわを寄せた審査員の方が賞を与えるとは限りません。でも「PAC総選挙」ならば、プレゼンを聞いて私達が推すこともできるのです。


見るべき理由その2:最先端のコンセプトや最先端の技術を目の当たりにできる

「Pepper App Challenge」は、前述のようにPepperに関する最先端技術を駆使したアプリケーションも応募されます。しかし、その中にはある意味「エッジが効きすぎたぁ」という作品もあり、残念ながら選考から漏れてしまうということもあるのです(たぶん)。


例えば「Robava」は、ロボットに取り付けれたカメラやセンサーを使った独自サイクルシステム(ちょっと難解)で、離れているロボットを操作することができて、自分自身がまるでロボットになるというアプリケーションらしい。この様な壮大なコンセプトの応募作品だって、実際に見てみたいと思いませんか。


更に、同志社女子大学WAPの「問いふるintelligence」は、心理学をベースに多世代交流を深めるコミュニケーションのための「問い」を磨くアプリ。女子大生のチームが作った学術アプリも見ることができるのです。

この様な最先端のコンセプトと最先端の技術を組み合わせたアプリケーションと出会えるかもしれない、そんな想いにかられるのも「PAC総選挙」を見る理由のひとつだと思います。


見るべき理由その3:まだ席に余裕がある!

この「PAC総選挙」ですが、2日目、11月22日(水)の10:00〜12:00に行われます。ちょうど裏では基調講演が開催されているのです。

「SoftBank Robot World 2017」サイトより抜粋

このように基調講演は既に満席、今からでは申込みできません。しかし、しか~し、胸に手を当ててみて下さい。本当に基調講演を生で聴く理由がありますか?

もちろん「ロボスタ」では基調講演の内容を分かりやすく丁寧に読みやすい記事にしてお伝えしますし、他のメディアでも取り上げられることは予想できます。それならば、基調講演はそういった記事でゆっくり見ることにして、記事で取り上げられないかもしれない総選挙を生で見る方が、メリットが大きくはありませんか?

最先端のPepperアプリを作るデベロッパーたちを肌で感じて、そのアプリを応援する、そんな空間を共有する方が有意義な時間の使い方だと、この記事を読んでいるあなたなら共感してくれるはず。

「PAC作品自慢総選挙」は、幸いにもお席に余裕があります。ぜひ、Pepperアプリのとがっている未来をみつけにセッション番号「CS−1」にご登録下さい!!

以上、総選挙を推したい「3つの理由」を挙げさせてもらいました。これだけ理由があれば「PAC作品自慢総選挙」を見ないわけにいかないですよね!
参加申し込みはこちら

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ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは広告営業をメインにしていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。「HKT48」を推しつつも「NGT48」「=LOVE」が気になっています。最近は取材の予習で聴いた「夢みるアドレセンス」の楽曲の良さに驚く。 長年の夢だったTBSラジオデビューを果たしました。 誕生日の夜は今年も一人かも知れないと不安しかありません。

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