シャープがロボホン「開発者モデル」を3月2日発売 モーション作成可能で月額料金なし

シャープは、モバイル型ロボット『RoBoHoN(ロボホン)』の開発者向けモデル「SR-X002」を発売することを発表した。付属のWindows用ソフトウェア「Motion Works for ロボホン」を使い、ロボホンの「モーション(動き)」を自由にプログラムできるため、オリジナルのダンスやアプリケーションなどを作成することができる。


「Motion Works for ロボホン」

これにより、搭載している各モーターの可動値や動作条件などを設定することで、ロボホンのモーションを自由にプログラムすることが可能となり、パソコンと本機をつなぎ、作成したモーションを実際に確認しながら、作業を進めることもできるようになる。また、専用のスマートフォンアプリで、作成したモーションを実行させることも可能。


「スクラッチパック」

さらに、子供向けのビジュアルプログラミング言語「Scratch(スクラッチ)」でロボホン用のアプリケーションの開発ができる「スクラッチパック」も付属。ロボホンの対話シナリオの作成はもちろん、「Motion Works for ロボホン」で作成したモーションを生かしたアプリケーションの開発も可能だ。プログラミング教育に注力している学校や家庭などでの活用も見込まれている。


モバイル型ロボット「ロボホン」開発者向けモデル「SR-X002」。耳の色がグレー。過去には販売されていない色だ。

また、この開発者モデルは、シャープが提供するクラウドサービス「ココロプラン」への加入が不要なため、月々の支払いの必要がなく、音声認識機能などを利用することができる。

本体価格は238,000円(税別)、発売日は3月2日、ロボホンの公式ウェブサイトにて購入が可能となる。

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ロボスタ編集部

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