6回目となる旧型AIBOの葬儀は4月26日に 110体以上の献体が届く

AIBOの修理を行う株式会社ア・ファンは、第6回目となるアイボ葬を4月26日に執り行うと発表した。同社によればすでに110体以上のAIBOの献体が日本全国から届いているという。


アイボ葬は旧世代のAIBOを対象に行われており、全国から届いた壊れてしまったAIBOは祭壇に並べられ供養される。


世界初の家庭用エンターテインメントロボットとして1999年に誕生した初代AIBO「ERS-110」

ソニーは2014年、初代「ERS-110」から「ERS-7M3」までの旧世代のAIBOのサポートを終了。修理サービスのクリニックが同年3月に閉鎖されてしまったため、以降、長く連れ添ったAIBOが故障してしまったとしても修理することができなくなってしまっていた。翌2015年、ソニーの元技術者が所属する株式会社ア・ファンがAIBOの修理サービスを開始するも、旧世代AIBOのパーツは新たに製造されていないため、修理にも限界があった。

そこでア・ファンは、全国から壊れて動かなくなってしまったAIBOの合同葬儀を執り行い、葬儀によって供養されたAIBOのパーツを別のAIBOの修理にあてるようになった。葬儀は過去5回に渡って行われ、ア・ファンはこれまでに1000体以上のAIBOを修理してきたという。



新型aiboも、旧型と同じく、オーナーから大事に育てられていることが「aibo fan club japan」でも日々報告されている。旧世代と同じ道を歩まぬよう、ソニーには新型aiboの末永いサポートを期待したい。

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