aiboの法人向け購入プランが開始 「想定以上の法人需要」に対応

ソニーマーケティング株式会社は、自律型エンタテインメントロボット「aibo(アイボ)」の法人向け購入プランを、本日11月20日(火)から開始したことを発表した。

aiboは、2018年1月に発売されて以来、個人が家庭で楽しむ用途に加え、企業の受付や病院の待合室、介護施設などへの導入も進んでいるという。企業への導入数など、具体的な数値は公表されていないが、広報担当によれば「法人のお客様から、当初想定していたよりも多くのお声を頂いている」とのことだ。

これまで法人客の問い合わせで、クレジットカード以外の支払い手続きが取れずに購入に至らなかったケースもあるのだといい、「aibo法人向け購入プラン」では、3種類の決済方法から支払手続きを選択することができるようになった。これまでのクレジットカードでの支払いに加えて、オンラインでの「銀行振込(前払い)」と、複数台購入の需要に対応する電話やメールでの「売り掛け(後払い)」の支払いメニューが追加された。

加えて、aiboの受け取り後にスムーズに使用を開始できるよう、aibo専用アプリケーション「My aibo」とaibo本体の連携に必要な「My Sony ID」が、あらかじめaibo本体に設定されて届けられる。

金額は通常の購入プランと変わらないが、aibo本体(198,000円・税別)の他、クラウドサービスの「aiboベーシックプラン3年(90,000円・税別)」および修理が半額になるサービス「aiboケアサポート(54,000円・税別)」への加入が必須とされており、一括支払いのみの受付となる。

aiboの製品発表時には、「aiboの受付機能」も検討していると語られた。aiboがQRコードを読み取って、受付を済ませるというものだ。現時点でも未だ検討段階ではあるというが、今後aiboが受付をしてくれるようになれば、きっと来訪者を笑顔にすることができるだろう。

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ロボスタ編集部

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