農業ロボット開発のレグミンが1億円の資金調達 野菜の種まきから収穫までを自動化へ

株式会社レグミンは、シードラウンドにおいて、インキュベイトファンドを引受先とする1億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。

レグミンは、「若者が農業に参画しないのは、収益性の低さ、新規参入の難しさ、高負荷な労働環境の3つが主な課題だ」とし、一方でこれらの課題を受容し農業に従事したいと考える若者がいるが、実際の就農となると初期の設備投資や知識の習得などなかなか容易ではない、と農業が抱える課題を指摘。



レグミンは、この課題に対し、葉物野菜の種まきから収穫までの作業を自動化するロボットを開発している。障害物や野菜の位置を認識しながら自動で走行し、AIによる画像解析により野菜の成長度合いの把握や虫食い・病気の早期検知といった品質管理を行なうことが可能なロボットだ。

このロボットを活用することで、農家の作業負担を大幅に軽減し生産性の向上を図る事ができるという。また、画像解析により、病気や害虫の早期発見や、適切な農薬散布タイミングのアドバイス等を実施することで、「知識の少ない新規就農者でも一定の品質で作物を育成することが可能になる」と同社は説明している。

関連サイト
株式会社レグミン

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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