本日発売の4500円のクマ型ロボット「Hamic BEAR(ハミックベア)」を使ってみた!
2月14日よりオンラインショップで販売が開始された、Hameeが開発するクマ型メッセージロボット「Hamic BEAR」。価格が4,500円(税別)とお手頃なロボットですが、一体どのように使えるのでしょうか? ロボスタ編集部にハミックベアがたくさん届きましたので、レビューしていきたいと思います!
Hamic BEARとは?
Hamic BEARは、スマートフォンを持たない子供同士でも直接ボイスメッセージの交換ができるクマ型のメッセージロボットです。Wi-Fiと接続することで独立して動作し、子供同士が音声を送り合うことができるのです。子ども同士のやりとりをスマホアプリからそっと見守る事ができるため、ご両親も安心。
また、Hamic BEARからお父さんお母さんのスマートフォンにメッセージを送ることもできるため、親子の連絡手段にもなります。
友達同士がお互いHamic BEARを持っていれば、ロボットを通じてメッセージの送受信が可能です。
「親へのメッセージ送信」「親からのメッセージ受信」「友達とのメッセージ交換」ができるそうなので、開封して試してみましょう!
開封・設定
カラーは、ブラック・ピンク・ブルー・ベージュの計4種類があります。
サイズは、縦8cm × 横8.7cm × 厚7.5cmと手のひらサイズです。
箱の中には、MicroUSB(約1m)と保障書付きの取扱説明書が入っています。USB-ACアダプタはないので、別途用意しましょう。
Hamic BEARは外装に「ATBC-PVC」という素材を活用しています。ウレタンのような柔らかい手触りの素材で、Hamic BEARの開発担当者によれば、「万が一口に入れても人体への影響が少ない素材を採用しました」とのことです。愛着が持てるようにと手触りにこだわった素材が使われています。
コードの接続場所は、ロボットの底面にありました。配線が綺麗になるように設計されているのは嬉しいですね。
底面には音量調節部分があります。場所は画像の赤丸の部分です。
コードをACアダプタに接続し、給電状態になると胸が黄色に光ります。この状態になったら、スマートフォンアプリ「Hamic」を起動しましょう。起動したら「メールアドレス」「パスワード」「子どもの誕生日」「子どもが親にメッセージを送るときの名前(お母さん / ママ / お父さん / パパ等)」「ロボットを使う子どもの名前」を設定します。
後はWi-FIを設定するだけで使用できるようになります。慣れている人だと2〜3分、そうでない人でも5分〜10分程度で設定が完了すると思います。
友達のロボットを追加する場合は、親同士のスマホでQRコードを交換するだけで設定できるのでとても簡単です。手順については公式サイトから確認ができるので、購入した際に参考にしてみてください。
Hamicベア初期設定 手順
Hamic BEARでメッセージ交換してみた
それではHamic BEARを使用してみます。話かけるときは、頭を押します。すると「誰に送る?」と聞かれるので、送り先の名前を伝えましょう。
こちらの動画は友達にメッセージを送る場合の動画。小さいお子様でもスマホなしに遠くにいる友達に連絡することができるので、子供の連絡手段として最適ですね。この友達同士のやり取りは親のスマホから見ることができるので安心です。
続いて親宛にメッセージを送り、親からメッセージを返してみました。親宛のメッセージは、音声で送られると同時に音声認識でテキストに変換され、文字で読むこともできます。テキストで返信をしてもHamic BEARの音声合成で子供むけに読み上げてくれるので、文字が読めない小さい子供にも話しかけることができます。
ロボットの胸には人感センサーが搭載されており、30分以上未読のメッセージがある場合、人が通りかかるとメッセージが届いていることを教えてくれるようです。
店頭販売は2月20日から
Hamic BEARは、機能がシンプルで使いやすいという点が優れていると感じました。そして子供同士のやりとりも親が確認できるというのは、利用者のことを考えて作られているなと印象です。同じくスマホなどの操作が難しい高齢者同士のやりとりにも活用できるかもしれません。
そして外装が柔らかく、仮に机から落ちてしまっても壊れることがなさそうですし、プラスチック素材よりも温かみを感じました。
Hamicベアの価格は4,500円(税込4,860円)で、直営オンラインショップでの販売は本日2月14日(木)から開始されました。
店頭での販売は2月20日(水)より開始。東急ハンズ、ヨドバシカメラ、ビックカメラの一部店舗より販売が開始され、その後順次、ロフト、ヴィレッジヴァンガード、ドン・キホーテなど量販店を中心に展開されていく予定です。それぞれ一部店舗での取り扱いのため、詳細については各店舗までお問い合わせください。
Hamic BEARは、小さいお子様のいるご家庭にオススメのロボットでした。
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。