コインランドリーの機器、空いてる? IoTで見える化を加速 B’s STYLEが「ランドミル」の提供・運用を開始

株式会社B’s STYLEは、岡山県のCOIN LAUNDRY LOTUS原尾島店で、コインランドリーの利用状況が確認できるシステム「ランドミル」の提供・運用を8月より開始したことを発表した。

ランドミルは、バーコードをスマートフォンやタブレットで読み取るだけで、目当てのランドリー機器が空いているかを確認することができるシステム。利用者が使用している場合は、簡易アニメーションで稼働状況が表示され、稼働経過時間の表示から、ランドリー機器が空くタイミングを予測することができる(経過時間の表示は9月のアップデートにより追加)。



導入は、今ある設備の買い替えではなく、既存の設備にセンサーなどを後付けで行う。これにより同社が開発したリーズナブルな電力検知センサーがランドリー機器の稼働を検知し、そのデータがプログラムがインターネットブラウザに反映され、確認できるようになる。

コインランドリー業界は、新規参入が増加傾向にあり、今後は他店との差別化や集客の対策を講じる必要性が高まるという。店舗運営者にとって「利用状況見える化システム」は「新規顧客やリピーターの獲得」「店舗ファンの増加」が期待できる集客ツールとなる。

また、利用者にとっても、「店には行ったが待たなければならない」「シューズ用洗濯機を使いたいがいつも使えない」というコインランドリーでの不便・不満を解消することができる。

同社は、2019年9月18日~20日、東京ビッグサイトで開催する「第4回国際コインランドリーEXPO」に「ランドミル」を出展する予定。

関連サイト
ランドミル B’s STYLE

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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