成田空港と羽田空港 NECの顔認証システムで搭乗手続き「Face Express」実証実験スタート 国際線の搭乗が非接触でスムーズに

成田国際空港を運営する成田国際空港株式会社及び羽田空港国際線旅客ターミナルビルを運営する東京国際空港ターミナル株式会社は、日本電気株式会社(NEC)の顔認証技術を搭載したシステムを活用し、新たな搭乗手続き「Face Express」を2021年4月より実証実験としてスタートすることを発表した。


(成田空港FaceExpress特設ウェブサイトより)

Face Expressは、航空機への搭乗者が所定の手続きで顔写真を登録すると、空港でのその後の手続き(チェックイン、手荷物預け、保安検査、搭乗ゲート等)において、従来必要であった搭乗券やパスポートを提示することなく “顔パス” で通過または手続きできるようになる。これにより、従来の煩わしい搭乗手続きがスムーズになるとともに、コンタクトレスで手続きができるため新型コロナウイルス感染症対策としても接触リスクが軽減される。





NECの生体認証技術について

同実証実験には、NECの生体認証「Bio-IDiom」の中核技術であり、米国国立標準技術研究所(NIST)による性能評価で5回目の第1位を獲得した「顔認証技術」を搭載したシステムを活用している。同社は、顔認証をはじめとする生体認証技術を活用したシステムをこれまで世界約50の空港に提供してきた。また、顔や虹彩を使った生体認証による共通のIDで、複数の場所やサービスにおいて利用者へ一貫した体験を提供するコンセプト「NEC I:Delight(アイディライト)」を掲げており、今後も先進技術を用いたソリューションやサービスの開発を加速・強化し、安全・安心で豊かな社会の実現に貢献していくと述べている。

■【動画】生体認証 Bio-IDiom 便利で安心=暮らしを快適に [NEC公式]

■【動画】NEC I:Delight コンセプト [NEC公式]




実証実験の実施概要

成田空港と羽田空港では、それぞれ以下のとおり実証実験を実施し、その後いずれも7月より本格運用を開始する予定だ。顔認証を用いた搭乗手続きは、航空業界においてOneIDとして認知されているが、成田空港および羽田空港の利用者に、より直観的に理解してもらえるよう、『Face Express』 というサービス名称及びロゴを新たに作成し、今後、成田空港・羽田空港の両空港での利用が開始される。なお、同サービス名称、ロゴは成田国際空港株式会社の登録商標となっている。




▼ 成田空港

実証実験開始 2021年4月13日(火)
参加航空会社 日本航空および全日本空輸 ※今後順次拡大予定
機器配置場所 第1ターミナル:[チェックインカウンター] C、[ゲート] 51~57A
第2ターミナル:[チェックインカウンター] K、[ゲート] 61~66, 71, 81~83, 91~93

▼ 羽田空港

実証実験開始 2021年4月13日(火)
参加航空会社 国際線を運航する各航空会社
機器配置場所 第3ターミナル:[チェックインカウンター] D・E・G・H・I・J、[ゲート] 全ゲート
第2ターミナル国際線:[チェックインカウンター] 全カウンター、[ゲート] 全ゲート
※現在、第2ターミナル国際線は一時閉鎖中


【サービスの詳細について】
成田空港特設ウェブサイト:https://www.narita-airport.jp/jp/faceexpress/
羽田空港ホームページ(今後順次掲載予定):https://tokyo-haneda.com/

■【動画】顔認証ではじまる 新しい空の旅。Face Express(日本語版)


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ロボスタ編集部
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