物流ドローンで孤立集落に物資運搬 災害時に豊田市民の安全を守る 豊田市がSkyDriveと協定
「空飛ぶクルマ」および「物流ドローン」を開発する株式会社SkyDriveと豊田市は、物流ドローンの災害時活用及び社会実装促進に向けた協定を締結したことを発表した。
豊田市の要請に基づいて「物流ドローン」を提供
豊田市には山間地域の居住者が多くいる。これまで大規模な地震や風水害等の災害によって道路が寸断された場合には、山間部の救援物資の供給が困難であるという課題があった。この課題を解決するために2020年12月に、愛知県、豊田市と、大規模地震時の物流ドローンを活用した孤立集落への物資運搬を想定した「災害物流訓練」を実施する等、災害時のドローン活用について検討を重ねてきた。
今回の協定書締結により、災害時に豊田市の要請に基づいてSkyDriveが製造する約30kgの荷物運搬が可能な物流ドローンを提供していく。これにより、災害時には孤立した被災地域への迅速な救援物資・備蓄物資の運搬が可能になる。また、平時にも物流ドローン活用の検討及び必要な実証実験を協働で行っていくことにより、豊田市における物資運搬の選択肢を増やし、豊田市民の安全と地域の持続的な発展を目指していく。
なお、豊田市としては災害時における物流ドローンの提供等に関する協定を締結するのは初。また、SkyDriveにとっても豊田市が対自治体として初めての災害時におけるドローンの活用に関する協定の締結先となる。
・災害時、豊田市の要請に対して、株式会社SkyDriveが開発した物流ドローンを提供。両者が連携しながら、孤立集落への物資輸送を行うことで豊田市の災害対応力の強化を図る。
・株式会社SkyDriveの災害以外の分野での物流ドローンの事業化を支援するため、両者が連携して実証実験等を行うことで社会実装を促す。
SkyDriveと豊田市からのコメント
株式会社SkyDrive 代表取締役CEO 福澤知浩 氏からのコメント
豊田市長 太田稔彦 氏からのコメント
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山田 航也横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。