NTT東日本「手頃な料金」で「手間なく」ローカル5Gを利用できる「ギガらく5G」を発表 5月より提供開始

東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は企業向けマネージド・ローカル5Gサービスである「ギガらく5G」を2022年5月より提供することを発表した。

同サービスはキャリアグレードの本格的な5Gスタンドアローン機能を事前手続きから運用までトータルITOをワンパッケージにし、低価格で実現するサービス。同サービスの活用を通じ、ユーザー・パートナー企業とともに産業DXの加速と地域課題解決に貢献していく。


マネージド・ローカル5Gサービス「ギガらく5G」

昨今、「安定した大容量通信」や「アップリンクを高速化するカスタマイズが可能」といった特長をもつ無線環境を地域や企業それぞれのニーズに応じて構築できるDXを加速させるインフラとしてローカル5Gが注目を集めている。一方、ローカル5Gの普及にあたっては「導入・運用コストが高い」、「構築、運用に専門的な知識が必要」などが大きな課題となっている。

こうした背景を踏まえ、NTT東日本は「手頃な料金」で「手間なく」ローカル5Gの利用を可能とするマネージド・ローカル5Gサービスを提供することで、ユーザー・パートナー企業とともにマルチアクセスのプライベートネットワークの構築を通じて、産業DXの加速と地域課題解決に貢献していく。なお、同サービスに関する活用業務の実施については、2022年2月16日総務大臣に届け出ている。


「ギガらく5G」の特徴

1.キャリアグレードな機能・トータルITO
準同期TDD1に対応した機能など本格的な5Gスタンドアローン機能を電波免許の取得からネットワーク設計、システム構築、更には導入後の運用・サポートまでトータルITOとワンパッケージで提供。


2.導入しやすい利用料金
個社別に構築・運用していたローカル5Gを通信サービスとして集約型で構築・運用することなどにより、月額30万円程度から利用可能で従来価格の約1/5でローカル5Gを利用できる。(工事費・トータル ITO含み5年総額、約2,000万円)

3.多様なシステムラインナップ
屋内・屋外やカバーしたいエリアなどユーザーの利用ニーズ、ユースケースに対応する多様なシステムラインップの展開

提供機器イメージ

4.選べる料金プラン
導入しやすいサブスクリプション型、5G投資促進税制や今後の補助金などの対応を見据えた一括支払い型の選べる料金プラン。定額で5Gデータ通信が使い放題。

5.柔軟なシステムスケーラビリティ
実証から本格運用、既設ネットワーク環境の拡張など様々な利用シーンに柔軟に対応。
【「ギガらく5G」の利用料金】

サブスクリプション型のみ最低利用期間2年間


今後の展開

今後、同サービスの活用を通じ、ユーザー・パートナー企業とともに産業DXの加速と地域課題解決にチャレンジし、また、マルチアクセス(光アクセス、Wi-Fi、LPWA、モバイルなど)によるユーザーの最適なプライベートネットワークの構築を通じて、多様なニーズへの対応に取り組んでいく。

関連サイト
NTT東日本

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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