商品レイアウトの注目度(視線)を数値化 ウサギィ「視線シミュレーションAI」に新機能「AOI分析」を追加

株式会社ウサギィは視線を可視化するサービス「視線シミュレーションAI」に新機能「AOI分析」(興味関心領域)を追加したことを発表した。


視線シミュレーションAI

視線シミュレーションAIはアイトラッキングデバイスから集めた大量の視線データを学習したAIで、システムに画像や動画をアップロードするだけで手軽に視線のシミュレーションができるシステム。今までわからなかった顧客の目線を可視化することで経験やセンスに頼らない客観的視点でデザインの検証が可能となる。クライアントへのデザイン提案時にシミュレーション結果を提供することで理論的な仮説提案ができ、自社の分析だけでなく、画像さえあれば競合の分析も可能。

視線シミュレーションAI 3つの出力方法
■視線シミュレーションAIの受賞歴
・ふくおかフィナンシャルグループ主催
『X-Tech Innovation 2021(九州)』最終選考 2賞受賞 (NEC賞・DNP賞)

・三谷産業株式会社主催
『MITANI Business Contest 2021』117社から最終選考8社に選出 北陸銀行賞受賞

・沖電気工業株式会社主催
『AIエッジ・カンファレンス&ソリューションコンテスト2021』優勝



新機能「AOI分析」で視線を数値化

新機能AOI分析(area of interest:興味関心領域)では選択した領域の注目度をパーセンテージで表すことができ、クリエイティブのレイアウト、棚割りの商品配置、屋外広告などの設置位置などにおいて、視線の効果を数値で検証でき、一つの画像で複数の指定した範囲同士の比較もできる。

AOI分析による屋外広告のABテスト

AOI分析によるweb広告のABテスト


棚割りにおける各商品の注目度をAOI分析
■活用例
・チラシ、POPなどの広告
・屋外広告、サイネージ
・商品陳列レイアウト(棚割り)
・商品パッケージなどの新デザイン
・WEBサイトのデザイン



株式会社ウサギィとは

ウサギィはWEB開発とAI開発に力を入れた会社で今年で設立15年を迎える。技術周りのコンサルティングから蓄積されたデータの分析、AIエンジンのサブスクリプション事業、システム開発の大きく4つのソリューションを提供し、企画・開発・運用をワンストップで対応している。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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