宿泊業のバックオフィス業務負担をロボットDXで軽減!PLEN Cubeの顔認証×勤怠管理の自動化サービスを老舗旅館に導入

人手不足はさまざまな業界で重要な経営課題となっており、特に飲食・宿泊業では新型コロナウイルス感染拡大期に不要不急の移動が抑制されたため25万人の雇用者が減少している。

2022年になり訪日外国人の個人旅行が解禁されたことにより需要は回復しているが、人手不足により受け入れ体制が不十分となり、大きな機会損失を出している。また、宿泊業は1日単位、週単位、季節単位でも繁閑の差が大きく変形労働時間制を採用している企業が多く、バックオフィス(人事、総務、経理部門など)の労務管理の負担は大きいものがある。

そこで、PLEN Robotics株式会社は大手金融グループ、りそなグループとの連携により、宿泊業界のバックオフィス業務のDX推進を目的として、顔認証による出退勤管理自動化サービスを開発し、滋賀県大津市の温泉旅館びわ湖花街道で運用を開始した。

なお、同案件は、同社が採択されたPlug and Play JapanにおけるSmart Cities アクセラレータープログラムを通じ、同プログラムのコーポレートパートナーであるりそなグループとの協業を重ね実現に至った。

■【動画】【顔認証】宿泊業のバックオフィスをDX【労務管理】


同サービスの概要

同社が提供する顔認証勤怠管理システムはエッジAI搭載カメラ端末PLEN Cubeの顔認証機能と複雑なシフトに対応する計算プログラムを持った勤怠管理アプリケーションから構成されている。PLEN Cubeは7.4cmの立方体端末内にデジタルビデオ・カメラと顔認識、顔認証、音声認識、会話合成機能を搭載し、入退室管理や商品レコメンド、健康チェックなどを行う。顔認証や音声認識などの演算処理を、クラウドを介さず端末内で行うため、強固なITインフラを必要とせず、顔認証サービスの定額使い放題を可能にした。また、勤怠管理アプリケーションは正社員、時給者、ナイトシフト、特別社員の4つの勤務形態のそれぞれの中抜け時間、時給者の有休取得時のみなし勤務時間などの変則的な勤務時間を計算、勤務スケジュールを表示し、給与計算ソフトとのシームレスな連携が行える。

システム構成図




温泉旅館びわ湖花街道での運用について

これまで、温泉旅館「びわ湖花街道」は、経理や調理、接客、フロント等複雑化する従業員の出退勤管理・給与計算をほぼ一人の従業員で対応し、複雑で膨大な事務作業の処理を余儀なくされていたが、今般、りそなグループ(ビジネスプラザおおさか・びわこ)のソリューションを活用し、PLEN Roboticsの迅速かつ精緻な提案と行動力により、長年の課題であった出退勤管理と打刻データに基づく出勤日数、実務時間、普通残業時間の計算が、PLEN Cubeを導入することにより自動化され、同旅館DX化の第1歩に繋がった。

【びわ湖花街道について】1940年創業。株式会社国華荘が運営する、滋賀県大津市雄琴1丁目1-3に所在する総部屋数43室、全室よりびわ湖望む温泉旅館。びわ湖花街道は、おごと温泉観光協会の会長、おごと温泉旅館協同組合の理事長を務める、おごと温泉を代表する温泉旅館だ。
関連サイト
PLEN Robotics株式会社

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