アンドロイド「オルタ4」も出演!大阪芸術大学 豪華出演者が集う夏の風物詩「プロムナードコンサート2023」開催

大阪芸術大学は、2023年8月21日(月)~8月28日(月)の期間にて、大阪・名古屋・東京の3都市で「プロムナードコンサート2023」を公演する。

「プロムナードコンサート」は毎年夏に行われる大阪芸術大学・演奏学科の一大イベントだ。今年は大阪・名古屋、そして東京の3都市それぞれの一流ホールを巡演。大阪では2日間にわたり公演し、北区のフェスティバルホールでオーケストラステージ、浪速区のZepp Nambaでポップスステージを公演予定だ。

また、8月24日(木)に大阪にて開催するステージでは、大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授であり音楽家・渋谷慶一郎氏と、大阪芸術大学から誕生したアンドロイド・オルタ4も出演する(8月24日のみ)。





プロムナードコンサート2023 概要

同コンサートは、オーケストラステージと、ポップステージで構成。オーケストラステージの指揮は同校の教授であり、日本フィルハーモニー交響楽団をはじめとする数多くの指揮台に立ち、日本の音楽界をリードし続けている大友直人氏。ポップスステージでは、演奏学科のポピュラー音楽コースと大阪芸術大学短期大学部メディア・芸術学科ポピュラー音楽コースなどから選抜された学生による多彩なプログラムが繰り広げられる。


大阪芸術大学プロムナードコンサート2022の様子(同大学公式サイト内より)
名称 大阪芸術大学プロムナードコンサート2023
日時・会場 [大阪公演]ポップス:2023年8月21日(月)18:30開演(17:30開場) Zepp Namba
[名古屋公演]オーケストラ&ポップス:2023年8月23日(水)18:00開演(17:00開場) 愛知県芸術劇場 コンサートホール
[大阪公演]オーケストラ:2023年8月24日(木)18:30開演(17:30開場) フェスティバルホール
[東京公演]オーケストラ&ポップス:2023年8月28日(月)18:00開演(17:00開場) サントリーホール 大ホール
出演者 【オーケストラステージ】※8/23、24、28のみ
大友直人 氏(指揮)、宮川彬良 氏(指揮)※8/24、28のみ、川井郁子 氏(ヴァイオリン)、熊本マリ 氏(ピアノ)、神田寛明 氏(フルート)、小林沙羅 氏(ソプラノ)、今川裕代 氏(ピアノ)、三浦文彰 氏(ヴァイオリン)、渋谷慶一郎 氏(ピアノ)※8/24のみ、アンドロイド・オルタ4 ※8/24のみ、大阪芸術大学管弦楽団・大阪芸術大学混声合唱団

【ポップスステージ】※8/21、23、28のみ
大阪芸術大学演奏学科ポピュラー音楽コース、大阪芸術大学短期大学部メディア・芸術学科ポピュラー音楽コース
司会 馬場典子(8/23、24、28)、森川美穂(8/21)
入場料 前売 1,500円 当日 2,000円 
※当日座席指定:お客様による座席の指定は出来ませんので予めご了承ください。
主催 学校法人塚本学院
後援 大阪府、大阪市、愛知県、名古屋市
マネジメント 大阪アートエージェンシー




プロムナードコンサート2023 出演者

同コンサート、オーケストラステージでの出演者は以下の通りだ。


大友直人 氏(指揮)


桐朋学園大学在学中にNHK交響楽団を指揮してデビュー以来、日本の音楽界をリードし続けている。これまでに日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、大阪フィルハーモニー交響楽団専属指揮者、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団常任指揮者、群馬交響楽団音楽監督を歴任。現在は東京交響楽団名誉客演指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場芸術監督。東京文化会館の初代音楽監督として東京音楽コンクールの基盤を築いたほか、海外オーケストラからも度々招かれており、ハワイ交響楽団には20年以上にわたり定期的に招かれている。大阪芸術大学教授。京都市立芸術大学、洗足学園大学各客員教授。


川井郁子 氏(ヴァイオリン)


香川県出身。東京藝術大学卒業。同大学院修了。現在大阪芸術大学教授。ニューヨークのカーネギーホールや、パリ・オペラ座、ワシントンD.C.で全米さくら祭りへ出演するなど国内外で活躍。作曲家としてもジャンルを超えた音楽作りに才能を発揮。TVやCM等、映像音楽の作曲も手がける。フィギュアスケートではミシェル・クワン選手、羽生結弦選手など国内外の選手にも楽曲が数多く使用されている。第36回日本アカデミー賞で最優秀音楽賞を受賞。また、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の紀行のテーマを担当。CDデビュー20周年記念として、2022年に和洋混合オーケストラ「響」を結成し、各方面より絶賛された。社会的活動として「川井郁子マザーハンド基金」を設立。また全日本社寺観光連盟親善大使、国連UNHCR難民サポーターを務める。2023年3月にオーケストラ番のデビューアルバム「響」を発売。


宮川彬良 氏(編曲・指揮)※8/24、28のみ


劇団四季、東京ティズニーランドなどのショーの音楽で作曲家デビュー後、数多くの舞台音楽を手掛ける。「身毒丸」「ハムレット」「天保十二年のシェイクスピア」で読売演劇大賞・優秀スタッフ賞を受賞。また、ショーのために作曲した「マツケンサンバⅡ」が大プレイク、舞台音楽からヒット曲を送り出した。NHK「クインテット」「どれみふぁワンダーランド」「宮川彬良のショータイム」で音楽を担当し自身も出演。アニメ「星のカービィ」「宇宙戦ヤマト2199/2202」連続テレビ小説「ひよっこ」の音楽、また「コンサートはショーである」を信条に精力的に演奏活動を行っている。著書に“「アキラさん」は音楽を楽しむ天才”(NHK出版)がある。


熊本マリ 氏(ピアノ)


情熱のピアニスト。毎年秋に開かれる軽快なトークをまじえた独自のコンサート「夜会」シリーズは特に人気が高くテレビラジオへの出演、執筆など多彩な活動で幅広いファンに支持され続けている。10歳で家族とともにスペインへ渡りピアニストを志して以来、スペイン王立マドリード、ニューヨークのジュリアード、ロンドンの英国王立、各音楽院に学び英国ニューポート国際音楽コンクールに入賞。故ダイアナ妃より直接授賞された。その後は世界一流のオーケストラとの共演やリサイタルなど国内外を舞台に活躍。キングレコードより多くのCDがリリースされているほか、マグカル大使として神奈川県文化振興事業にも参画。大阪芸術大学演奏学科教授。


神田寛明 氏(フルート)


NHK交響楽団首席フルート奏者・桐朋学園大学教授。日本フルートコンヴェンションコンクールおよび日本管打楽器コンクールにおいて第1位。1993年東京藝術大学卒業。1995年より1年間ウィーン国立音楽大学に留学。2007年東京藝術大学大学院修了。赤星恵一、金昌国、細川順三、ヴォルフガング・シュルツ、ハンスゲオルグ・シュマイザーの各氏に師事。大阪芸術大学客員教授、東京藝術大学講師。アジア・フルート連盤東京常任理事。日本フルート協会特任理事。第10回神戸国際フルートコンクール運営委員長。これまでに多くのCDをリリース。四重奏を中心に二重奏から大編成のものまで60タイトル以上のフルートアンサンブル作品を編曲・出版している。


小林沙羅 氏(ソプラノ)


東京芸術大学及び同大学院修了。2010~15年ウィーンとローマにて研鑽を積む。12年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』で欧州デビュー。15年及び20年野田秀樹演出『フィガロの結婚』、17年藤原歌劇団「カルメン』、19年森山開次演出『ドン・ジョヴァンニ』、21年岡田利規演出『夕鶴』、21年池辺晋一郎『千姫』、23年1月井上道義『降福からの道』、7月佐渡裕指揮『ドン・ジョヴァンニ』と話題作に続々出演。また、マーラー交響曲 第4番、フォーレ「レクイエム」等ソリストとして多くのオーケストラと共演。19年サードアルバム「日本の詩(うた)」(日本コロムビア)をリリース。17年第27回出光音楽賞、19年第20回ホテルオークラ賞受賞。日本声楽アカデミー会員。藤原歌劇団団員。大阪芸術大学准教授。


今川裕代 氏(ピアノ)


シュトゥットガルト国立音楽大学、サルツブルク・モーツァルテウム国立音楽大学修士課程首席卒業。サレルノ国際ピアノコンクール第1位及び最優秀ドビュッシー賞、シューベルト国際ピアノコンクール第2位、プラームス国際音楽コンクール第2位入賞、オーストリア政府よりヴェルディグング賞受賞。英国王室宮殿内での御前演奏やヨーロッパ各地の音楽祭出演のほか、N響、東京フィル、新日本フィル、チェコ国立ブルノフィル等、国内外の数多くのオーケストラと共演。多彩な音色と繊細な叙情性、洗練された音楽性が高く評価され、幅広く活動を展開している。大阪芸術大学演奏学科准教授、及び東京音楽大学指揮科特別アドヴァイザー。


三浦文彰 氏(ヴァイオリン)


2009年世界最難関とも言われるハノーファー国際コンクールにおいて史上最年少の16歳で優勝。ドゥダメル指揮ロサンゼルス・フィル、ズーカーマン指揮ロイヤル・フィル、ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場管、ベルリン・ドイツ響、エーテボリ響などと共演。ロンドンの名門ロイヤル・フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務める。国内ではサントリーホールARKクラシックスでアーティスティック・リーダーに就任。NHK大河ドラマ「真田丸」テーマ音楽を演奏。今年は、パリ、ウィーン、日本などでリサイタルツアーを行う。CDはエイベックスよりリリース。22年「Forbes」Asiaにおいて「30 under 30(世界を変える30歳未満の30人)」に選出。使用楽器は、宗次コレクションより賞与されたストラディヴァリウス 1704年製作 “Viotti”。


渋谷慶一郎 氏(ピアノ)※8/24のみ


東京藝術大学作曲科卒業。作品は先鋭的な電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションまで多岐にわたる。2012年、初音ミク主演・人間不在のボーカロイド・オペラ『THE END』を発表。2018年にはアンドロイドがオーケストラを指揮しながら歌うアンドロイド・オペラ®『Scary Beauty』を発表。2021年、東京・新国立劇場の委嘱によるオペラ作品『Super Angels』を世界初演。2023年6月にパリ・シャトレ座にてアンドロイドと仏教音楽・声明、オーケストラによるアンドロイド・オペラ®『MIRROR』を上演。また、今までに数多くの映画音楽を手掛け、2020年には映画『ミッドナイトスワン』の音楽を担当、数々の音楽賞を受賞。テクノロジー、生と死の境界領域を、作品を通して問いかけている。大阪芸術大学アートサイエンス学科客員教授。


アンドロイド・オルタ4 ※8/24のみ


2022年4月に大阪芸術大学アートサイエンス学科から誕生した。製作監修は、2025年大阪万博のプロデューサーを務めるロボット工学者の石黒浩客員教授。オルタ4は2022年のドバイ万博にも登場したオルタ3の進化版であり、表情筋の可動域が増え、舌が追加されたことにより、豊かな表情を生み出すことが可能となった。また、全身の強度が増し関節数は43から53に増えたことによって、よりダイナミックな表現で音楽作品を表現。音楽監修は、アンドロイド・オペラ®などの作品を手掛け長年に渡りアンドロイドとのコラボレーションを続けている音楽家 渋谷慶一郎客員教授、プログラミングはコンピュータ音楽家の今井慎太郎客員教授、またオルタ4の台座は建築家 妹島和世客員教授が設計した。

「プロムナードコンサート」特設サイト:
https://www.osaka-geidai.ac.jp/whatsnew/promunade2023
チケット販売サイト
チケットぴあ https://t.pia.jp/  【Pコード 240-912】
ローソンチケット https://l-tike.com/【Lコード 52651】
関連サイト
大阪芸術大学

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