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DJI、オールインワン型空撮ミニカメラドローン「Mini 4 Pro」を発表！全方向障害物検知で安定飛行、映像関連機能などを強化

2023年10月4日 By ロボスタ編集部

民生用ドローンと革新的なカメラ技術を開発しているDJI JAPAN株式会社は、2023年9月25日、新たなミニカメラドローン「DJI Mini 4 Pro」を発表した。

冒険心を持つ全ての人にぴったりの撮影ツールとして設計された「DJI Mini 4 Pro」は、ミニカメラドローンのイメージを覆し、新たなベンチマークを打ち立て、ワクワクする瞬間を撮影・共有できるという。

革新的な全方向障害物検知機能や映像伝送技術を搭載

革新的な全方向障害物検知機能やフラッグシップレベルのDJI O4映像伝送技術を搭載したこの最先端のミニドローンを使用すれば、創造性を思う存分発揮しながら、胸躍るような楽しい思い出を逃さず捉えることが可能だ。

DJI クリエイティブディレクター Ferdinand Wolf 氏

Mini 4 Proは、プログレードの性能とミニシリーズの代表的特徴である軽量設計を併せ持ち、自由かつ柔軟な飛行を実現します。このドローンは、全体的に性能がアップグレードされ、空撮体験も大きく向上しています。

3つの撮影モード、障害物を回避する対応全方向障害物検知機能搭載

重量わずか249g(バッチ材料や外的要因により多少異なる場合あり)のMini 4 Proは、携帯性に優れ、持ち運びにとても便利な設計になっている。優れたイメージング性能を有し、10億色以上の色を捉えることができる10-bit D-Log Mでの動画撮影にも対応。また、スポットライト、ポイントオブインタレスト(POC)、ActiveTrack 360°の3つの直感的な撮影モードに対応し、全方向障害物検知により、障害物を回避しながら、よりスムーズかつ安定したトラッキングを実現する。

■【動画】新登場 DJI Mini 4 Pro

優れたイメージング性能

1/1.3インチ CMOSセンサー、新しい画像処理プラットフォーム、および、シネマグレードの技術の代表的特徴であるデュアルネイティブISOフュージョン技術を搭載し、最先端のイメージング性能を実現。絞りf/1.7、48MP画像解像度、4K/60fps HDR動画、4K/100fpsでのスローモーション撮影に対応し、ディテールまで驚くほど詳細に捉える。縦向き撮影に対応し、画質を犠牲にすることなく縦向きの写真や動画を撮影でき、2.4μmのピクセルサイズ(QB技術を採用し、4つの画素を1つにすることで実現／48MP写真撮影には非対応)やナイトモードの優れたノイズ低減アルゴリズムで、低照度環境下でもクリアで明瞭な映像を直接撮影することができる。また、縦向き撮影機能は、SNSへの投稿やスマートフォンでの再生に最適。チルト角の可動範囲が最大60°まで動作でき、滑らかなカメラワークでシネマティックな映像を撮影可能。さらに写真撮影では最大2倍、動画撮影では最大4倍のデジタルズームを利用して、ストーリー性溢れる映像を作成することもできる。

進化した高画質機能

10億色以上の色を捉えることができる10-bit D-Log Mでの動画撮影に対応し、プログレードの後編集が可能に。撮影した映像をどのプラットフォームで公開するにしても、HLGカラーモードで撮影した映像なら、ハイダイナミックレンジにより自然な色合いと鮮明さを保持しながら、ありのままの美しさを捉える。色調整やフォーマットの変換は必要がなく、HDRイメージング、シーン認識などの機能を組み合わせたスマートフォト技術を使って48MP RAW写真を撮影すれば、あらゆるディテールを鮮明に捉え印象的な映像を作成可能だ。なお、同技術は12MP写真の撮影にのみ対応しており、48MP写真撮影には非対応となっている。

安心の飛行を実現

Mini 4 Proは、全方向障害物検知に対応し、安心の飛行を実現。複数の広角ビジョンセンサーと1組の下方ビジョンセンサーが、あらゆる方向の障害物を検知する。高度操縦支援システム(APAS)により、自動的にブレーキをかけたり、障害物を迂回しながら進むことができ、飛行の安全性が向上。標準のインテリジェントフライトバッテリーを使う場合、最大34分の飛行を実現し、思う存分創造性を発揮できる。また、無風時に21.6km/hの一定の速度で測定したところ、インテリジェントフライトバッテリー Plusを使えば45分の飛行時間が実現可能であった。加えて、DJIのフラッグシップ級のO4映像伝送により、反応性の非常に良い操作ができ、最大20 km先からでも滑らかな1080p/60fpsフルHDライブ映像を伝送できる。ウェイポイント飛行では、設定したルートに従って自動飛行でき、撮影の効率性を簡単に高られる。また、アドバンストRTHを使用することで、機体は、ホームポイントまでの安全な飛行ルートに従って飛行し、AR RTHルート機能がRTH中の飛行ルートを画面上で表示し、帰還をしっかりサポートできる。

クリエイティブを支援する新機能

Mini 4 Proは、スポットライト、ポイントオブインタレスト(POC)、ActiveTrack 360°の3つの直感的な撮影モードに対応し、全方向障害物検知により、障害物を回避しながら、スムーズかつ安定したトラッキングを実現。他にも、創造性を最大限に発揮することができる革新的な機能も搭載しており、以下のインテリジェント機能を活用して、プロレベルの作品を作成することが可能だ。

マスターショット	ポートレートやクローズアップ、ロングショットの撮影用に設計されたダイナミックなカメラワークがプリセットされており、どんな瞬間もクールなカメラワークで撮影します。
クイックショット	ドローニー、サークル、ヘリックス、ロケット、ブーメラン、アステロイドといったモードを使い、スタイリッシュな映像を撮影しましょう。
ハイパーラプス	フリー、ウェイポイント、サークル、コースロックといったモードから選んで撮影できます。撮影時間に制限はなく、撮影中に構図を調整することも可能です。
パノラマ	180°、広角、垂直、スフィアから選べ、壮大な風景をパノラマ写真で記録しましょう。
クイック転送	送信機とリンクすることなく、写真や動画を素早くスマートフォンに転送できます。転送後は、撮影した映像をすぐに共有することができます。

編集は、LightCutで

LightCutアプリでは、AI技術を用いて、ワイヤレスで効率的に動画編集が行える。アクティブトラックやマスターショット、クイックショットなどの映像を統合し、ワンタッチで魅力的な動画を生成可能。このアプリは自動で映像に合った音楽やテンプレートを追加し、効率的で高品質の映像制作ができる他、映像をダウンロードする必要がないため、スマートフォンの空き容量を節約できる。また、臨場感溢れるサウンドエフェクトで無音の空撮映像が、より生き生きとした作品に仕上がる。自然から都市の景観といった様々なテーマのテンプレートやミニチュアの世界を楽しめるチルトシフト効果のテンプレートなどの幅広い空撮用テンプレートもあり、空撮映像をインポートするだけで簡単に動画を制作できる。

優れた空撮体験を実現する優秀アクセサリー(別売)

広角レンズ	広角レンズが実現する超広角100° FOVで、壮大な景色をすべてフレームに収められる。
NDフィルターセット	ND16/64/256フィルターを使って、厳しい照度環境下でも、クリアに、思い描いていた通りの映像を撮影しよう。
360°プロペラガード	簡単に着脱できる360°プロペラガードが、プロペラ全体をカバーして、素早く飛行の安全性を確保。