ugo株式会社は、熊本国際空港株式会社が運営する阿蘇くまもと空港において、小型モデル「ugo mini」が新たに追加導入されたと発表した。
阿蘇くまもと空港では2024年より先行して、生産性向上を目的とした「ugo Pro」が導入されている。
国際線の保安検査場や到着ゲートでの立哨、および多言語による案内業務を担い、警備業務の省力化や多言語対応による案内品質の向上といった実績を上げている。
今回の「ugo mini」の追加導入は、さらなる業務の効率化と安全・安心な空港運営の実現を加速させるものだ。
導入の背景
阿蘇くまもと空港は、TSMCの進出などに伴い国内外からの利用客が急増しており、人手不足への対応と最先端テクノロジーによる先進的な空港づくりが求められている。
今回導入された「ugo mini」は、主に国際線到着通路において以下の業務を担う。
具体的な役割
遠隔巡回・立哨・駆けつけ業務:保安室からの遠隔操作により通路内の状況を常時監視し、異常や不測の事態が発生した際には速やかに現地へ向かい、映像を通じて状況確認や初動対応を行う。
施錠確認の代替:従来、現地まで赴き実施していたドアの施錠確認を、ロボットのカメラを通じて遠隔(保安室)で実施する。
多言語による案内:日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語を用い、到着した客への挨拶や体調不良の方への声掛けを自動で行う。
「ugo mini」の活用により、警備員の移動に要する時間が軽減されただけでなく、これまで人員配置の要望がありながらも対応が難しかった箇所について、ロボットによる対応が可能となった。これにより、限られた人員リソースをより重要な保安業務へ充てることができる。
熊本国際空港とugoは、これまでの保安・案内業務における成果を基盤に、「人とロボットの協業」によるさらなる価値創出を目指している。
今後、現在は国際線エリアを中心に活用されているロボットの巡回範囲を、国内線エリアを含む空港全体へと段階的に拡大していく計画だ。
また、AI技術との連携を深めることで、警備・案内にとどまらない新たなサービスも検討しており、空港を訪れる客と働くスタッフの双方にとって、より快適で安心感のある空間づくりを推進していくとしている。