北米のドローンメーカー、3D Robotics(3DR)が5,300万ドル、日本円でおよそ60億円の資金調達を行ったと発表した。

3D Robotics(3DR)は既に1億600万ドルを調達しており、今回のシリーズDラウンドの5,300万ドルの増資を含めると、調達総額は日本円で180億円におよぶ大規模なものとなっている。今回の調達は、増資と転換社債型新株予約権付社債の組み合わせで、出資者はリードのAtlantic Bridgeをはじめ、Autodesk Forge Fund、True Ventures、Foundry Group、Mayfield、そして他多数の投資家から調達したと発表されている。

今回の資金調達の用途として、建築業界向けの無人機データプラットフォーム「Site Scan」の開発に充てるという。建築業界は世界の市場規模8兆ドルという大きな市場で、この領域にドローンを活用することで、現場の監視、現場の問題特定、データ収集などが可能になるという。

以前、北米ドローンメーカー「3D Robotics」がリストラ、エンタープライズ市場へフォーカスと伝えたとおり、DJIに押されて苦境にあった3D Robotics(3DR)、今回の大型調達による復活を期待したい。
僕はこう思った:
今回の調達額の大きさからも商用ドローン市場への期待の大きさがわかりますね。



