ちょっと先のおもしろい未来実行委員会は11月7日・8日の2日間、東京都港区の竹芝エリアで、都市型体験イベント「ちょっと先のおもしろい未来2026」(CHANGE TOMORROW 2026、略称:ちょもろー)を開催中だ。
注目企画の「ともだちロボット」では、企業や大学、個人クリエイターが手がけたロボットが集まり、メーカーの垣根を越えたダンスショーや展示、体験企画を展開した。

ちょもろーは2021年に始まり、今回で6回目。東京ポートシティ竹芝、東京都立産業貿易センター浜松町館、ウォーターズ竹芝などを会場に、展示やワークショップ、スポーツ、ステージを実施した。入場は無料で、一部の企画は有料・事前予約制だ。
◆「ともだち」として暮らすロボットが集結
東京都立産業貿易センター浜松町館で展開した「ともだちロボット」は、ロボットが「ともだち」として人間の生活に溶け込む可能性を探り、そのアイデアを国内外に発信するプロジェクトだ。前年の「ともだちロボットワールド」から企画を広げ、企業と個人クリエイターがともに参加。ロボットと一緒に来場するオーナー向けの交流コンテンツも設けた。

メイン企画は「THE★ROBOTS ダンスショー!」。シャープ、ソニーグループ、ミクシィ、ユカイ工学、ソフトバンクロボティクスが合同出展し、「RoBoHoN」「aibo」「Romi」「BOCCO emo」「Pepper」の5種のロボットがダンスを披露した。それぞれ異なるメーカーのロボットが、1つのステージで共演する企画だ。15分毎のステージだが、不調の個体もあるのはご愛嬌のうち。

展示・体験ブースでは、アルゴマティックダイナミクスが「ROBOT PLAYGROUND - ロボットとあそぼう!-」、パナソニックが「ニコボとのふれあい」、追手門学院大学が「共在ロボット」を展開。ベネフィットジャパンの「Robot Planet」や、ユカイ工学のロボット展示も実施した。

ヒューロック(Human Robot Commons)は、3Dプリンターで製作したロボットアーム「SO-101」を使い、クレーンゲームに挑戦する体験型企画を用意した。このほか、ジザイ、浜離宮ブリッククラブ、球体関節美少女戦士ベゼリー製作委員会、レノボ・プロ・コミュニティ ガジェット研究室なども出展。企業、大学、クリエイターによる多様なロボットを紹介した。

◆ロボット操縦や身体拡張も体験
ロボット関連では、NHKエンタープライズが8日に「小学生ロボコン 操縦体験」を実施する(会場:東京都立産業貿易センター浜松町館)。参加者がロボットの機構を選び、動かし方を考えながらミッションに挑む内容だ。「超人スポーツプロジェクト」では、全方向に動く車椅子型スポーツ「スライドリフト」、約3mのロボットで身体の動きを拡張する「スケルトニクス」、ロボットを装着して戦う「R-FIGHT」などの体験を用意している(会場:東京都立産業貿易センター浜松町館)。

会場間の周遊には、小型自動運転EVバス「RoboBus」(ピクセルインテリジェンス)と、ヤマハ発動機のグリーンスローモビリティを導入。ウォーターズ竹芝広場を発着点に交互に運行し、グリーンスローモビリティでは位置に合わせた案内や音楽も提供している。乗車整理券の配布は開場同時と午後の2回で、7日はいずれも1時間程度で定員分が終了したので、乗車希望者は注意されたい。

◆脳や神経の働きも体験
東京ポートシティ竹芝ポートホールでは、100の大学・研究所・企業・団体が集まる「みんなの脳世界2026~超多様~」を展開。一人ひとりの感じ方や認知の違いに触れるというのが共通テーマだ。さまざまな体験型展示を通じ、脳や神経の働き、感覚の多様性を紹介している。こういった研究・開発の成果を体験できるのが、ちょもろーの特徴だ。

このほか、AIやロボット、プログラミングなどを扱う「ワークショップコレクション」、4年ぶりの「国際デジタルえほんフェア」、タミヤの「ミニ四駆制作体験」を実施。ワークショップコレクションでは、キッズトヨタまなぶパークが、夢のクルマを描いて走らせる企画を出展した。

慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は8日に「KMD FORUM 2026」を開催。情報経営イノベーション専門職大学も、「iUtopia 26」において思索、試作、施策の3ゾーンで研究成果を発表し、次世代モビリティや参加型インスタレーションなどを紹介した。








