AGIBOTは2026年11月4日、AIのライフサイクル全体を1つのプラットフォームに統合する「Genie Studio 2.0」の紹介動画をYouTubeで公開した。
開発のライフサイクルを1つの基盤に集約
Genie Studio 2.0はAIのライフサイクル全体を1つにまとめている。対象は、データ収集、モデル訓練、シミュレーション、評価、デプロイ(現場への展開)、タスクオーケストレーション(複数の作業を組み合わせて順序立てて実行させること)、フリート運用(複数台のロボットをまとめて管理すること)だ。新しいタスクは、最短で7日間で導入検証の段階に到達できるという。
7日間の進め方
動画では、この7日間の流れが日程ごとに示された。
1日目は「ソリューション選定」で、タスクの分解とシミュレーション環境の構築を行う。

2日目から4日目は「シナリオ開発」にあたり、モデルの開発、タスクオーケストレーション、実機での開発とデバッグを進めている。

5日目から6日目は、産業機器との統合、機器スケジューリングと通信、サイクルタイム最適化が行われた。

なお、7日目に関しては紹介場面が確認できなかったため予備日だと考えられる。
サイクルタイムを短縮
ロボットの生産サイクルタイムは、1日目の2分35秒から段階的に短縮され、5日目には1分10秒になった。短縮は85秒で、効率は54.8%向上したと表示されている。
グラフには1分15秒の目標線が引かれており、4日目の1分30秒を経て、5日目に目標達成したことが確認できる。

シナリオをテンプレートとして再利用
動画の終盤では、1つのシナリオを再利用可能なテンプレートとして扱う操作が示された。個別に作り込んだ作業を、次の現場へ展開しやすくする狙いがうかがえる。


まとめ
AGIBOTのGenie Studio 2.0は、データ収集、モデル訓練、シミュレーション、評価、デプロイ、タスクオーケストレーション、フリート運用に至る全プロセスを一元化することで、開発期間を短縮し、変化に強い運用品質をもたらした。
開発者と現場の負担を抑えながら実用化を推進する強力な基盤として、今後さらに大きな役割を果たすことが期待されるだろう。
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